子育て情報『赤ちゃんの発熱は何度以上だと受診したほうがいいの?高熱の対処法は!?』

赤ちゃんの発熱は何度以上だと受診したほうがいいの?高熱の対処法は!?

目次

・大人よりも高い? 赤ちゃんの体温について
・赤ちゃんの高熱の原因で考えられること
・知っておこう! 高熱が赤ちゃんに与える影響とは?
・要チェック! 赤ちゃんが発熱したときの対処法
・まとめ
高熱のイメージ


普段は元気な赤ちゃんでも、突然熱を出してしまうということはよくあります。そのため、「熱の原因がわからない間はとても心配」という人も多いでしょう。赤ちゃんの発熱の原因と対処法を知っておき、焦らずに対処しましょう。この記事では赤ちゃんの高熱が続く原因や適切な対処法について紹介していきます。

大人よりも高い? 赤ちゃんの体温について

赤ちゃんを抱っこしたとき、「ポカポカして温かい」と感じたことがある人は多いでしょう。赤ちゃんの体温は大人よりも高いため、赤ちゃんの平熱と発熱の境目を見極めることは難しいことがあります。

一般に赤ちゃんが風邪やインフルエンザなどの感染症にかかると熱を出します。37.5度以上を発熱と考え、38度以上の熱は高熱としています。
そのため赤ちゃんの場合でも「発熱は〇度までは安心」ということは、一概にはいえないのです。38度以上の発熱があればかかりつけ医を受診すると良いでしょう。

赤ちゃんは体温調整が未熟で赤ちゃんの体温にも個人差があるので、普段から体温を測って平熱を把握しておくと、突然の発熱も見つけやすくなります。授乳をした後や泣いた後は体温は上がります。平熱を知りたいときは、起床時・昼ごろ(食前や食間)・夕方・夜の1日4回、安静時に検温してみるのがポイントです。健康なときに3日ほど続けて検温してみると、おおよそ平熱がわかります。平熱が把握できたら、時間帯ごとの平熱を母子手帳に記入しておくと参考になるでしょう。

発熱すると体温計の数値にばかり目が行きがちですが、健康状態にも目を向けてみると良いでしょう。
「顔色は悪くない?」「機嫌はよい?」などをチェックしてみましょう。発熱がなくても機嫌が悪かったり、便がゆるかったり、いつもと違うと感じたときは、何らかの病気が疑われます。このように体温だけで判断するのではなく、お母さん、お父さんの勘も役立つことがあります。

【参考】
熊本市 健康福祉局 保健衛生部 感染症対策課「感染症法に基づく医師の届出基準・様式集(医療機関向け)」

赤ちゃんの高熱の原因で考えられること

赤ちゃんの高熱は、さまざまな原因が考えられます。まず、突発性発疹です。突発性発疹は、高熱が3~4日程度続き、高熱以外の症状が見られないことから風邪と区別がつきにくい点が特徴です。

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