子育て情報『生活リズムが整うと何が良いの? どうやって整えたらいい?』

生活リズムが整うと何が良いの? どうやって整えたらいい?

目次

・生活リズムが整うメリットとは
・生活リズムは大人が主導権を握る
・生活リズム一例(生後6カ月)
・生活リズムが崩れてしまったら?
早寝早起きをするイメージ


こんにちは、保育士の中田 馨です。赤ちゃんの育児本や育児雑誌を見ると「生活リズムを大切に」というような言葉がよく出てきます。私の保育所でも、面接のときに生活リズムについて聞くことがあります。

特に低月齢の赤ちゃんは「生活リズムがまだバラバラで」という答えが返ってくることもあります。赤ちゃんはどうすれば生活リズムを整えられるのでしょうか?

生活リズムが整うメリットとは

そもそも生活リズムが整うと何が良いのでしょうか? それは、睡眠、食事、運動(遊びの活動)の時間が決まるようになります。特に2つのメリットがあります。

・赤ちゃんの機嫌が良い

生活リズムがつくことで、赤ちゃんも活動するときは活動する、寝るときは寝る、食べるときは食べる! ということができるので、機嫌がよくなることが多いです。

・ママの時間がつくりやすい

ママも赤ちゃんの1日の流れを読みやすくなります。
ですので、赤ちゃんが寝ている時間に「これをしよう」と、自分の時間も持ちやすくなります。

生活リズムは大人が主導権を握る

赤ちゃんにとって寝て起きたほうがいい時間というものがあります。たとえば、夜は8時には寝て、朝7時に起きるなど。そういった赤ちゃんの生活リズムに添いながら、大人が主導権を握り、生活を進めていきましょう。

たとえばですが、午前も午後も寝るような月齢で「うちの子、午前は寝ないんです」というママがいます。その後、保育所でその子と生活してみると、午前も午後も寝るようになりました。きっとお家では「寝かしつけ」をしていなかったのでしょうね。このように、大人が赤ちゃんのリズムをつくってあげることが大切です。


生活リズム一例(生後6カ月)

保育所に通っている赤ちゃんの生活リズムの一例です。

7時起きる・授乳

8時保育所で活動

10時午前睡

11時離乳食・授乳・活動

13時午後睡

15時授乳・活動
17時帰宅

19時お風呂・授乳

20時寝る

生活リズムは月齢や年齢により変化していきます。今まで午前中に寝ていた赤ちゃんがあまり午前中に寝なくなったら、お昼寝は1回でよくなってきた、という成長の印かもしれません。

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