元気な妊婦だったけれど…妊娠高血圧症候群で誘発分娩となった私の体験談
と言われました。何とそのまま1分間隔の陣痛となり、午後4時には元気な赤ちゃんが生まれていました。
多量出血で入院が長引く
初産にも関わらず2時間という短時間で赤ちゃんを産んだ私でしたが、胎盤が自然に排出されず、とても苦しい後産の処理が待っていました。医師や助産師総出で懸命に処置をしてくれるのですが出血がなかなか止まらず、最終的な出血量は1,700mlと多量。後に聞かされた事ですが「あのまま出血が止まらなければ子宮を摘出しなければいけなかった」そうです。
急な事態だったため、立ち会いを予定していた夫や見舞いに来る予定だった実母など誰も病院に来られず、ひとりで処置を受けていた時間はとても心細くつらいものでした。体の回復も遅れ、退院できたのは出産から7日後、2週間の入院期間はとても長く感じられたのを今でも覚えています。
妊娠期間中は元気に楽しく過ごしていたため、最後にこんなトラブルが待っていたなんて想像もしていませんでした。
お産は何が起こるかわからない、絶対はないと言うことを身をもって痛感しました。次にもし妊娠をすることがあったら、経過が順調でも決して油断することなく、しっかりと体調管理をしたうえで出産に臨みたいと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:木下りん
0歳男児の母。東京と長野を行き来する生活。お出かけ大好きな息子とのお散歩が日課。