妊娠後期、切迫早産に。自宅安静のためにやってよかった3つのこと
妊娠30週のとき、私は切迫早産と診断され、正期産の時期まで自宅安静を指示されました。でも、自宅で安静なんて難しい! 料理、洗濯、掃除、ほかにもやらなければならないことがたくさんあります。そんななか、自宅で少しでも長く安静にしているためにやってよかったことをご紹介します。
マットレスを1階に移動する
まず、2階の寝室にあるベッドから、マットレスを1階の和室に移動しました。寝るときに毎回階段を上らなくてもいいようにしたかったのです。これが大正解!
わが家のマットレスはある程度高さのあるタイプなので、一般的な敷布団に比べて、布団から出るときの足腰への負担が軽減されました。また、疲れたらすぐに柔らかいマットレスで休むことができるようになりました。
骨盤ベルトを装着する
助産師さんから早産対策のために骨盤ベルトを紹介され、私も使用していました。装着すると、たしかに下半身が支えられているような感覚がありました。助産師さんの指導のもと、練習して装着していたので正しく装着できていたとは思うのですが、正直かなり邪魔ではありました……。足が開きにくくなり、とても動きにくいのです。
でも、私は普段から動きが大きめだったので、これが逆によかったと思っています。動きが小さく控えめになり、自然と安静にすることができました。
罪悪感はあったけど…頼れるだけ夫に頼る
初めは、毎日仕事が忙しい夫にまったく頼れずにいましたが、ある日の掃除中、突然おなかの張りと痛みが! 結局、大事には至らなかったのですが、肝を冷やしました。そのあとは、罪悪感を抱きながらも「赤ちゃんのため!」と割り切り、可能な限り夫に頼ることにしました。
わが家の場合、家事の手順書を作って夫に渡しました。夫は、私に家事の方法などを確認する必要がなくなったためか、すすんで家事をしてくれるようになりました。夫に大感謝です。
このほかに、早産の予防として私が実践していたことは、腰を高くして寝る、トイレでいきまないなどです。食事、トイレ、お風呂以外の時間をすべて安静にしているのは本当につらい日々でしたが、無事に早産を回避することができました。
イラスト:sawawa
著者:丸川 朋
一女の母。