完璧すぎもダメ!? 赤ちゃんの紫外線対策について助産師がアドバイス
「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【助産師に相談】の掲示板。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は赤ちゃんの紫外線対策に関するご相談です。
Q.紫外線対策はどこまでしたらよいのでしょうか?
生後6カ月の娘がいます。
赤ちゃん用の日焼け止めがあるほどですから、赤ちゃんの紫外線対策をしっかりしようという話をよく聞きます。一方、日光に当たらなすぎるとくる病になるとも聞いたことがあります。どのような対策をすれば、紫外線対策もでき、ほどよく日光を吸収できるのでしょうか。
榎本美紀助産師からの回答
骨の形成に影響する紫外線量は、手の甲程度の皮膚面積に15分程度浴びるだけで十分とされています。
極度に室内で日差しを避ける生活をされていなければ大丈夫ですよ。
通常通り洋服や日焼け止め、ベビーカーの日よけなどで紫外線対策をしていただければ、ご心配いらないですよ。
※参考:ベビーカレンダー「助産師に相談」コーナー
※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください
日焼け止めの使用でビタミンD欠乏症に!?
大阪樟蔭女子大などの研究チームが、2016年5月から1カ月間、同大学の学生など、20代の女性を対象に、日焼け止めの使用頻度や食生活など習慣などを調査しました。
その結果、日焼け止めを週3回以上使うグループの血中ビタミンD濃度の平均が欠乏状態だったという研究結果が発表されました。
ビタミンD欠乏症になると……
ビタミンDは、カルシウムとリンの吸収を促進します。ビタミンDが欠乏することにより、低カルシウム血症となる恐れも出てきます。
低カルシウム血症になると、小児ではくる病、成人では骨軟化症の発症リスクが高まるおそれがあります。また、ビタミンD欠乏症とまではいかないまでも、ビタミンDが不足した状態が長期にわたって続くと、骨粗しょう症、それに伴う骨折のリスクが高まります。
「くる病」って?
ビタミンD欠乏性くる病は、ビタミンDが欠乏することによって、骨の成長が障害され、骨格や軟骨部の変形を伴う病気です。近年紫外線を避ける生活習慣が広まっていることに加え、ビタミンD不足のママが与える母乳にもビタミンDが不足していることも関係しているようです。
くる病になると、体重が増え、足に負荷がかかることでO脚になってしまうお子さんが多く、O脚以外にも骨格に特徴的な症状がみられます。くる病は、これらの症状があるかどうか、血液データの値やレントゲン検査などにより診断されます。治療には、活性型ビタミンが投与されます。
※参考:ニュース(医療)「日焼け止めはNG!?紫外線対策がママと赤ちゃんに及ぼすもの」【著者:助産師REIKO】
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