ちょっとしたコツでOK!赤ちゃんが食べやすくなる離乳食づくりテク10【ラクに楽しく♪特集】
また、9~11カ月ごろ(離乳食後期)から食べられる、ゴボウやレンコンなどの繊維が多くて食べにくい野菜も、みじん切りにするよりも、すりおろすことで食べやすくなります。
6 ほぐす
魚や鶏肉などは、5mm角や1cm角に切ることもできますが、細かくほぐすことでさらに食べやすくなります。
7 とろみをつける
とろみをつけると、繊維のある野菜や魚、肉などが食べやすくなります。とろみ付けの定番は片栗粉ですが、生のまますりおろしたじゃがいもやレンコンも、加熱するととろみをつけることができます。
8 のばす
裏ごししたり、すりつぶしたりしただけでは、食材によってはモサモサして食べにくいことがあります。湯冷ましやだし汁を加えてのばすと、赤ちゃんが食べやすくなります。
9 茹でる
例えば7~8カ月ごろ(離乳食中期)の場合、育児書などに「にんじんをみじん切りにする」と書かれていたら、生のにんじんをみじん切りしてから煮る(ゆでる)ことがあると思います。このときに、先にみじん切りするのではなく、1cm以上の太めに切ってから、ゆでると短時間で軟らかくなるのでおすすめです。実際に食べ比べてみると、かたまりでゆでることで、にんじんは軟らかくおいしくなります。
10 煮る
だしを使用して離乳食を煮ると、だしのうま味と食材のうま味で、おいしく仕上がるので、赤ちゃんの食べっぷりも変わります。
ほんの少しのひと手間で、離乳食はグンと食べやすくなります。毎日の離乳食づくりに、ぜひこのテクニックを取り入れてみてくださいね!
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。
離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
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