【2019夏】賞与が出た人必見!貯金する前に考えたいボーナスの使い道
手数料や諸費用がかかりますが、この手数料を50万円としても、総額146万円の支払いが少なくなります。ボーナスを手数料に充てることができれば、普通預金の利息より家計にプラスとなると考えることができます。借入金利、返済期間、借入金額によって条件は異なりますが、気になる方は試算をされるか、金融機関やファイナンシャルプランナーに相談をされると良いでしょう。
また、借り換えを検討しない場合でも、住宅ローンに限らず自動車ローン、クレジットやキャッシング等の借りているお金がある場合は繰上返済を検討してみましょう。その中でも金利の高いものまたは返済期間が長いものを優先させると効果が大きくなりますが、繰上返済がそもそもできない契約もあるので、返済前に繰り上げ返済できるかを確認しましょう。家計のバランスと照らし合わせて、貯金をするより借入を返済したほうが将来プラスになるようでしたら、選択肢の一つとして考えてみてください。
3.それでも貯金したい人は
高額の買い物・出費の予定もなく借り入れもない人は、過去にも何度か取り上げたのですが、毎月払の生命保険料や自動車保険料、国民年金保険料、NHK受信料等を半年分や1年分のまとめ払いへの切り替えや、旅行代理店・百貨店等の積み立てやリスクを受け入れられる人は貴金属や投資信託等の積立などを検討してみましょう。
理解の難しいものや手続きが自分でできないものは避けるようにし、旅行や百貨店など不定期ながら決まったお店があれば旅行積立・百貨店積立を、使い道が決まっていない場合や運用に慣れたい場合は投資信託や貴金属の積立を検討してみましょう。
それでも預貯金が良い場合は、今使っている銀行だけでなく、金利優遇やキャンペーンのある銀行も検討してみましょう。インターネット専用銀行では金利が都市銀行よりも高いことが多く、地方銀行等では宝くじが当たる預金や地域のプロスポーツが優勝等をすると金利が上がるキャンペーンを実施している預金などもありますので、興味のある人は調べてみることをおすすめします。
上記の内容が、すべての方に当てはまるものではないかもしれませんが、有効と思われるものがありましたら、検討の上、実行されて家計のプラスとしていただければと思います。
監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志
1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。