汗でベタベタ…。夏の赤ちゃんの生活環境について助産師がアドバイス!
寝具は薄手のタオルケットかバスタオルをかけるだけで十分です。赤ちゃんは寝入りばな2時間くらいの間に一番汗をかきかます。そのままだと寝冷えの原因になりますので、寝入った後にそっと着替えさせるか、あらかじめ背中に汗とり用のタオルをはさんでおきタオルを引き抜いてあげるといいでしょう。 汗に注意して肌着さえきちんと着せてあれば、赤ちゃんがタオルケットをはねのけて寝ていても心配する必要はありません。
室内なら肌着1枚で十分
体感温度には個人差がありますから、赤ちゃんの様子を見ながら調節するのが基本です。だいたいの目安としては、生後1カ月までは大人と同じ、1カ月過ぎたら大人より1枚少なめで大丈夫です。夏場なら、室内では肌着1枚で十分。赤ちゃんは汗っかきですから、木綿など吸湿性のよい素材のものでこまめに取り替えるようにしましょう。
ただし、涼しそうに見えてもランニングではなく、汗をきちんと吸うことができる袖のある半袖を着せてあげましょう。また、電車やバス、スーパーなど、冷房がかなりきつくなっている場所も多いので、外出時にはバスタオルか上着を持参しましょう。
※参考:基礎知識(ベビー)「室内の環境や寝具について(夏)」「赤ちゃんに着せる服(夏)」【監修:医師 三石知左子先生 葛飾赤十字産院院長】