宿泊先の温泉に赤ちゃんも入って大丈夫?【助産師に相談】
しかし、アルカリ性の強い温泉は、肌の水分の蒸発を防ぐ必要な皮脂まで落としてしまい、肌を乾燥させてしまう場合があります。赤ちゃんは大人と比べて肌が弱いので、このような温泉に入ることで肌トラブルが起きる可能性があるのです。反対に、酸性の温泉は高い殺菌力があり、水虫などに効果があるといわれていますが、肌の常在菌のバランスを崩すことで肌トラブルを起こすことがあります。
おすすめは、誰でも安心して入れるというアルカリ性単純温泉です。酸性度を示すpHが8.5以上かつ温泉水1kg中に溶け込んでいる物質の量が1,000mg未満、湧き出たときの温度が25℃以上の温泉を指します。
■その他(家族風呂の有無)
赤ちゃんでも入れる条件を満たした温泉を見つけたら、家族風呂があるか確認しましょう。家族風呂は男女問わず家族一緒に入れる個室の浴場で、ゆっくりと気がねなく赤ちゃんの身体を洗ってあげることができます。
また、家族風呂であれば、パパとママ揃って入れるので、協力しながら赤ちゃんをバスタオルにくるむことができます。
赤ちゃんと一緒に快適に温泉を楽しむためにも、家族風呂を利用しましょう。
※参考:基礎知識(ベビー)「赤ちゃんはいつから温泉に入れる?入るときのコツ、必要なものや注意点について」【監修:看護師 しらいしゆみか】
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