子育て情報『これって虐待…?イヤイヤ期を過ぎた子どもとの付き合い方【体験談】』

これって虐待…?イヤイヤ期を過ぎた子どもとの付き合い方【体験談】

目次

・娘のわがままにイライラ! 思わず手が出そうに
・母に言われた「半分しかわかっていないんだから」
・まだ3年しか生きていない
・著者:ヒロコ ラメッシェ
これって虐待…?イヤイヤ期を過ぎた子どもとの付き合い方【体験談】


2歳くらいに訪れるイヤイヤ期。何を言っても嫌。あれも嫌。これも嫌。この時期は、子どももよくわかっていないし、なんでも「嫌!」と言ってみているんだなとおおらかに構えていられました。娘が3歳を迎えるころになると、言葉はたどたどしくても、いろいろ理解して会話らしきものもできるようになってきました。ここで、娘との言い合いが増えてきたのです。

娘のわがままにイライラ! 思わず手が出そうに

3歳近くになると、「嫌」と言う以外にも、「これをしたい」「あれをしたい」という要望も多くなってきます。
たとえば、よくあるのは「お菓子を食べたい」「アンパンマンを観たい」など。こちらとしては、お菓子を食べるのはごはんを食べてから、アンパンマンを観るのはお風呂に入ってからなど、親としての都合がいろいろあります。

そこで、「ごはんを食べてからね」などと言うのですが、「お菓子を食べる!」と言って頑として聞かない。こちらも負けじと「ごはんを食べてから」を繰り返すわけですが、繰り返しているうちに娘が大泣きしてヒスを起こす……。こうなると、こちらもイライラして思わず手が出そうになります。

母に言われた「半分しかわかっていないんだから」

これを毎日のようにやられると、イライラ度も増してきます。毎日、娘に対して怒っている自分を振り返り、「これって虐待に近いのかも……」と不安になることも。

すっかりイライラして、実家の母に愚痴をポロリとこぼしました。
「本当に頑固で嫌になる。言い出したら聞かないし、言ってもいうことを聞かない」すると、母に言われたのです。「まだ半分しかわかっていないんだから」と。

まだ3年しか生きていない

会話ができるようになって、すっかり対等に娘と話すようになっていましたが、相手はたったの3歳。まだ3年しか生きていないんだと、ふと我に返りました。

娘にとっては、「今」したいことがすべて。なぜ、お菓子を食べたいと言っているのに、ごはんを食べなくてはならないのか、因果関係としてまだわからないんですよね。

そう思えてから、娘にとっての「今」を中心に話すように心がけるようにしてみました。
たとえば、「お菓子を食べたい」という要望には、「ごはんを食べてから」という回答ではなく、「今はあげられない」

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