ズボラさんも貯金しやすく! 家計簿をつけずに家計を改善する方法
3.セールやキャンペーンでのお買い物は有効かつほどほどに
家計の相談を受ける際に、ポイントアップやセール・キャンペーン等にお金を使いすぎる人に出会うことがあります。最近ではショッピングモールやデパート等の商業施設だけでなく、インターネットショッピングでもキャンペーンやセールが多く実施されています。
いずれも普段よりお得にお買い物ができる機会ではありますが、お店側はたくさん買い物をするような仕かけをつくっています。 そのため、普段の食品や生活雑貨の購入やこの時期と決めて衣服を購入することはお得になりますが、ポイントアップやキャンペーンのために浪費しては本末転倒です。
また、ポイントは有効期限があり、預貯金と異なり倒産時の保障もないことも多いので、使える機会があれば早めに使ってしまうことをおすすめします。また、ポイントを使った金額相当分を貯金しておくと、さらに貯金はしやくすなります。
家計簿をつける目的は、収入と支出を管理して使い過ぎを防ぎ、貯蓄できる金額を把握することです。家計簿をつけるのが苦手な人は上記の1~3を実践することで、ある程度は支出の把握と使い過ぎを防げます。
今まで家計簿をつけていないパパ・ママも、固定費の見直しとともに家計の改善を図る考え方として、できることから始めてみましょう。
監修者・著者:ファイナンシャルプランナー 大野高志
1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP®(日本FP協会認定)。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。予備校チューター、地方公務員、金融機関勤務を経て2011年に独立。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等 多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。