子育て情報『運転できるならそうしたい…。妊娠中の運転について助産師がアドバイス!』

運転できるならそうしたい…。妊娠中の運転について助産師がアドバイス!

 

もし、シートベルトを装着すると窮屈に感じるという場合は、正しい装着ができていないせいかもしれません。下記のポイントを参考に装着してください。

【妊娠中のシートベルト装着時のポイント】(※)
1.常に肩ベルトと腰ベルトを共に着用する。
2.肩ベルトは首にかからないようにする。
3.肩ベルトは両胸の間を通し、腹部のふくらみにかからないように、脇腹へ通す。
4.腰ベルトは、腹部のふくらみを避け、腰骨のできるだけ低い位置を通す。
5.運転時は、腹部のふくらみとハンドルの間に若干の空間を作るため、座席シートの位置を前後に調整する。

■適宜休憩をとりながら運転する
連続して運転する場合は、できれば1~2時間程度にしましょう。
里帰りなど長距離移動中に高速道路を利用する際も、サービスエリアやパーキングエリアを利用して、適宜休憩をとってください。

妊娠中は血液が固まりやすくなる生理的変化が起こるため、同じ姿勢をとり続けることで血栓ができる静脈血栓塞栓症を起こす可能性があります。また、妊娠中は、同じ姿勢を続けることで腰や背中の痛みが起きやすくなったり、大きくなった子宮の圧迫によって頻尿(排尿回数が増える)が起こることがあります。

トイレへ行く回数やむくみを気にして水分を控える妊婦さんもいますが、静脈血栓塞栓症を予防するためには水分補給が大切です。休憩をとり、身体を動かしたり、水分補給をしましょう。

■普段運転し慣れていない環境や里帰り先の道などは注意深く運転する
自宅近くでの運転は慣れていても、悪天候のときや里帰り先での運転などシチュエーションが変わると運転に対する注意の仕方も変わります。

運転の際は、妊娠していないときよりもより慎重に、時間的な余裕と気持ち的な余裕をもって運転するよう心がけてください。

※参考:基礎知識(妊娠中)「妊婦さんは車を運転しても大丈夫?妊娠中に車を運転する場合の注意点について」【監修:天神尚子先生 産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長】


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