どのくらいもらえるの? 産前・産後の給与について助産師が回答!
事業主、つまり会社が年金機構に申し出ることで、厚生年金の徴収がその期間だけストップします。この期間は保険料を納めたものとして扱われるため、将来の支給額が減額されることはありません。
●年金については会社が申請、それ以外は要確認!
少しややこしい点ではありますが、厚生年金と健康保険で申請方法が異なる場合があるため、注意しましょう。
・会社がおこなう手続きと自分でおこなう手続き
厚生年金の支払い免除手続きは会社がおこなうため、自分でおこなう必要はありません。一方、健康保険への出産手当金と出産育児一時金の申請は個人でおこなわなければならないケースがあります。必要な書類も健康保険によって異なるため、事前に確認しましょう。
・健康保険には直接確認がおすすめ
保険関係の申請漏れを防ぐためにも、自分が加入している健康保険組合に直接確認すると安心です。健康保険のホームページ上で申請書類がダウンロードできる場合もあります。
ぜひ、妊娠が分かった時点でチェックしてみてください。
・社内で情報収集しよう
手続きの方法について心配な場合は、社内の先輩ママにリサーチすることもおすすめです。また、会社の人事担当者に任せきりにせずに、自分からも手続きの流れを質問するようにしましょう。
※参考:基礎知識(妊娠中)「産休はいつから?期間と取得条件、手続き、給与、手当について」【監修:助産師 Yuko】