子どもをぐずらせないために私が実践していること【ママの体験談】
以前、“子どものぐずりには「急がば回れ」が効いた!”という体験談を書きましたが、子どもが甘えてきたとき、早い段階で対応するとぐずりを悪化させずに済んでいます。しかし具体的に、どう関わればよいのか悩むママもいると思います。そこで今回は、子どもをぐずらせないために私が実践していることを紹介します。
甘えてきた時点で振り向いてあげる
たとえば外出の予定があり、〇時までに家事を終えなければいけない状況にあるとします。限られた時間のなか、家事に集中すると思います。そんな忙しいときに「ママ! これ見て~」「抱っこして~」とわが子が甘えてきます。
時間がなく、わが子の相手をする余裕がもてないこともありますが、しっかり相手ができなくても「振り向いてあげる」ようにしています。
穏やかな言葉をかける
忙しくてもわが子に振り向いて、「じょうずに絵を描いたね!でも今〇〇しているから、ちょっと待ってね」など、穏やかな言葉をかけています。まったく振り向かなかったときや、「今はできない!」などといった突き放した言いかたをしてしまったときに比べ、わが子の感情がエスカレートすることは少なくなりました。
少しでも手を止めて応えてあげるのが理想ですが、難しいときもあります。そんなときは、子どもが安心する言葉かけを意識しています。
ぐずりの原因は「ママに構ってほしいから」
わが子の場合、ぐずる一番の原因はママに注目してほしい、こっちを向いてほしい気持ちが伝わらない不満など、「ママに構ってほしい」という気持ちの表れでした。
子どもが望んでいるのは、要求の内容ではなく「ママに大切にされていることを確認したい」のだと感じます。子どもの気持ちがわかると、どのように接すればよいのか見えてきました。
少しでも相手ができる状況であれば要求に応えてあげる、時間がないときは必ず振り向いてやさしく穏やかに声をかける。
子どもの要求に応じるかどうかは、時と場合によって考えています。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
「泣きのアピール」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.40 | HugMug