妊活でまず見直したい呼吸!心地いい呼吸が女性ホルモン分泌を高めるワケ
反対にリラックスしているときの呼吸は安定し、ゆったり吸って吐いてを繰り返します。そのリラックスした呼吸が増えてゆくと、体の緊張がほぐれ、赤ちゃんを迎える体の状態も次第に良くなってゆくのです。
呼吸を整えるだけ、たったそれだけのことですが、意外と難しいものです。ですが、無理せず少しずつ意識してゆけば呼吸の質は変化し、身心ともに健やかになってゆきます。それでは「質のいい呼吸」に向けて練習してみましょう。
呼吸の質を変えてみましょう
ため息のすすめ
自然にため息が出るときは緊張があるとき。呼吸は浅く、体は酸素を欲しがっています。ため息は「ため息をつくと幸せが逃げる」と聞いたことがあるかもしれませんが、あまり良いイメージではないかもしれませんね。
でも体にとってはいいことなので、積極的にため息をつくことをおすすめしたいです。私はそんなとき人のいないところに行って、大げさにため息をついて気持ちを落ち着かせています。よかったら試してみてくださいね。
気分を切り替える腹式呼吸
お腹に両手を当てて背筋を伸ばします。
1.ろうそくの火を消すときのようにふぅーーーーと吐き出し、これ以上吐けないところまで吐き切ります。だんだんお腹がぺったんこになるのが感じられたら正解です。
2.鼻からゆっくりと息を吸います。鼻の近くにある空気を吸うイメージをすると分かりやすいかもしれません。
だんだんお腹がふっくらしてきます。
3.1、2を交互に繰り返します。
【ポイント】
・慣れるまでは静かな場所で行いましょう
・吸う息は吸い過ぎず、吐く息をしっかり吐くとスムーズに行いやすいです
・呼吸意外のことが気になってしまうかもしれません。気になることが浮かんだら深く考えないで、呼吸に意識を戻します。反れたら戻す。反れたら戻す。そのうち自然に集中できるようになります
・慌てず、焦らず、毎日ほんの少しの時間でもいいので、ご自分の呼吸を観察する時間を作りましょう。おやすみ前に行うと眠りに入りやすくなります
・慣れてきたら、細く、長く、深く、ご自分にとって「心地いい呼吸」を見つけてゆきましょう
呼吸は心や体とつながっているんですね。
安定した呼吸をマスターしてくると、ふだん呼吸の中で浅くなっているとき、止めている瞬間に気づけるようになります。