被せてもポイッ 帽子を嫌がる赤ちゃんどうしたらいい?【助産師に相談】
1歳半を過ぎたころからサイズ50cm、そして2歳半からは52cmになります。
月齢別に一応の目安はあるものの、頭のサイズはあくまでも目安です。予定よりも早く生まれるなどして小柄な赤ちゃんや、お母さんのおなかの中ですくすく成長し、平均よりも大きめの赤ちゃんがいたりと、赤ちゃんにもいろいろな体格の子がいるため、個人差があることが前提です。
乳児健診で身体測定をしたのち、逐一記録される情報のなかには、実は頭囲も含まれています。この頭囲は、プロがきちんと計測した値なので測り間違いなどということはありません。最新の母子健康手帳の記録さえあれば、十分帽子のサイズを選べます。お店で測ってもらうのもいいでしょう。帽子がきつすぎれば頭を圧迫し、大きすぎれば鼻の辺りまで帽子が被さるなどして、呼吸の妨げになっては困るので、頭のサイズに合ったものを被せましょう。
※参考:コンビミニ「サイズの選び方」
嫌がるときはどうしたらいい?
赤ちゃんによっては、被せてあげた帽子を嫌がる子がいて、幾度となく自分で取ってしまうような子もいます。何となく、帽子に違和感や異物感があるのでしょう。もしくは、帽子をおもちゃだと思っているのかもしれません。そのような際には、パパかママが帽子を実際に被って、見本を見せてあげると良いでしょう。帽子は被るものなのだという認識を養うためです。また、その際に鏡を駆使して、自分の姿を見せてあげることも効果的かもしれません。
帽子そのものが被り心地が悪いという場合もあります。その際は再度素材や細かなディテールをチェックしてみましょう。
洗濯表示のタグが当たって違和感があるなどの、赤ちゃんならではのデリケートな理由が隠れていることもあるでしょう。その場合はタグを切り取ってしまうことで解決できます。
帽子を嫌がる子はとにかく嫌がりますが、しつこく無理やり被せようとすると帽子が嫌なものであるという印象がついてしまうので、被らないと「寒い」「暑い」などと、赤ちゃんがわかりやすい簡単なことばで教えてあげましょう。あくまでも、はっきりと説明し、帽子の必要性が伝わるようにするのです。きちんと被っていることができたら、たくさん褒めてあげてください。
※参考:基礎知識(ベビー)