子育て情報『保育士が教える!保育園の見学に行くときのポイント』

保育士が教える!保育園の見学に行くときのポイント

施設整備や広さなどももちろん大切ですが、毎日子どもと関わる保育士さんが、輝いて働いているか、子どもたちが楽しく遊んでいるか、ここはかなり重要だと私は思っています。

質問はあらかじめ用意していこう

保育園の見学者に、一通り保育園の案内と説明をしたあとに「何か質問はありませんか?」と言うと、多くのママは「特にないです」と言います。おそらく何が疑問なのかが分からないのだと思います。でも、せっかく対面で質問できるチャンスです。どんな小さなことでも構いませんので質問しましょう。そのためには、あらかじめ質問を書き出して用意しておくとスムーズです。

例えば、使用済みの紙おむつは園で捨ててもらえるのか。フードやスカートが禁止などの服装のルールはあるか。
遠足や運動会は、土日と平日のどちらで開催するか。お盆や年末年始のお休みはどうなっているか、などです。ママやパパの仕事によっては、平日休みで土日がお仕事という人もいると思います。自分たちの状況に合わせて、預けやすい保育園なのかを確認しましょう。

来年4月の入園まで、本当に保育園に入れるのかと不安に思うこともあると思いますが、分からないことはお住いの自治体の役所や保育園に質問しながら、保育園申請や入園準備を進めていきましょうね。

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。
離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。

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