え、親戚やパパにまで!?赤ちゃんが人見知りするときはどうすればいい?
こんにちは、保育士の中田 馨です。個人差がありますが、生後4~5カ月ごろになると徐々に始まるのが人見知り。(※1)外でお友だちと会うときに、人見知りするから大変だったなんて経験がある方も多いと思います。
私には2人子どもがいますが、2人とも人見知りが強い子どもでした。人見知りの始まりも早く、生後3カ月にはスタート。親戚の家に泊まりに行ったときには、私が少しでも席を立とうとすると不安がって泣き、ずっとおんぶをしていたという経験があります。今日はそんな「赤ちゃんの人見知り」についてお話しします。
どうして赤ちゃんは人見知りをするの?
どうして人見知りをするかというと「知っている人と知らない人の区別ができるようになった」という理由が挙げられます。
これは大きな発達の1つです。
人見知りは、「この人、知らない人だ!」という分別ができるようになった証拠としてとらえましょう。人見知りをしている赤ちゃんを観察していると、泣いて落ち着きかけて、またその人を見て泣くという行動を繰り返します。
知らない人の顔を何度も何度も確認している赤ちゃんの姿は、いつ見てもかわいいなと私は感じます。人見知りは決して悪いことではありません。ママや信頼できる人との「愛着関係」が築けているからこそ人見知りをするのです。
女の人は大丈夫だけど、男の人やおじいちゃんおばあちゃんがダメ。メガネをかけた人がダメなど、赤ちゃんによって人見知りの出方はさまざまです。
また、すべての赤ちゃんに必ずやってくることでもありません。 人見知りで泣いたときは、赤ちゃんをやさしく抱っこして「大丈夫だよ。ママがいるよ」と伝えてあげましょう。
赤ちゃんがパパに人見知りするときは?
時にはパパに人見知りをすることもあります。パパはお仕事で赤ちゃんと過ごす時間が限られていることも多く、パパへの人見知りをしてしまうのですが、わが子に人見知りをされたパパはショックを受けると思います。そんなときは、やはり赤ちゃんと一緒に過ごす時間を意識的に増やしてみましょう。
赤ちゃんの人見知りはいつまで続くの?
個人差がありますが、赤ちゃんの人見知りは1歳6カ月ごろを目安に落ち着いていきます。(※2)
「人見知りしないで!」