子育て情報『20歳で妊娠、出産 。若いママだからという目で見られる苦悩【体験談】』

20歳で妊娠、出産 。若いママだからという目で見られる苦悩【体験談】

目次

・妊娠判明は成人式の直前!
・若いママだからと言われたくない!
・それでもやっぱり偏見の目…
・それでも私は子どもを愛している
若いママと赤ちゃん


私は20歳の誕生日と同時くらいに、第1子を妊娠しました。初めてのわが子にうれしい反面、不安や苦労もありました。特に、周りから「若いママだから―」という目で見られることに苦痛を感じました。

妊娠判明は成人式の直前!

妊娠が判ったのは、成人式の1カ月前でした。妊娠に対してうれしい反面、まだ成人して間もない自分に、子どもを育てられるのかという不安もありました。

それでも産みたいという気持ちは固く、「私、産むから」と現在の夫に宣言。同い年の夫は「う、うん……」と、押される形で出産・結婚を決意してくれました。そのままお互いの両親に妊娠と結婚を報告し、妊娠4カ月の状態で成人式に出席しました。


若いママだからと言われたくない!

第1子である長女は、私が20歳のうちに生まれました。幼いころから子ども好きだったので、自分の子どもがうれしくて、かわいくて、毎日が幸せでした。初めての育児に緊張しながらも、保健師さんの言うことを堅実に守り、育児書と毎日にらめっこをし、懸命に育児をしました。

子どもが口にするものはすべて手作りし、衛生面、健康面にすごく気をつかいました。子どもに対する愛情からが半分、残りの半分は、周りから「若いからちゃんとしていない」と思われるのが嫌だったのです。


それでもやっぱり偏見の目…

わが子を連れて外に出かけると、「赤ちゃんかわいいわね~」と声をかけられるのですが、決まって最後に「ちゃんと育てなきゃダメよ」と言われるのです。子どもが細かったためか、時には「ごはんちゃんと食べさせているの?」とか「ごはん作ってないんでしょ?」と言われたこともありました。

夫の親戚からは、はっきり「虐待していない?」と、心配されていました。若いママというだけで、周りから育児放棄や虐待などの心配をよくされました。自分なりに懸命に育児をしていたので、周りからの偏見の目は悔しかったです。

それでも私は子どもを愛している

付き合いのある人たちは理解してくれるものの、結局のところ、見ず知らずの人からの偏見の目はなくなりませんでした。いつしか私も抵抗することをやめ、「この子のママは私。この子がいいと思ってくれているのなら、それでいい」と思えるようになりました。
偏見の目で見られようとも、私は子どもを愛しているんです。

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