長ーい!? 赤ちゃんは産道をどうやって通ってくるの?【助産師が解説】
赤ちゃんが横を向いたら、助産師が肩を片方ずつ出して、赤ちゃんの全身が外に出てきます。「おめでとう!」の瞬間ですね。
赤ちゃんが頑張った証?
せまい産道を通ってきた赤ちゃんの頭は、「細長く変形している」ことが多いです。産道がせまく、赤ちゃんが下りてくるのに時間がかかった場合、変形が強くなることがあります。でも、これも赤ちゃんが頑張った証!
このまま治らないんじゃないかしら……と心配になるかもしれませんが、生後数日で戻ります。頭の骨の重なりも徐々に元に戻ります。
ときどき、あごの引き付けが弱かったり、逆に反らしてしまったり、回る方向が違ったりする赤ちゃんがいます。そうするとお産が長引いたり、ときには帝王切開になってしまうことも。
「ちゃんと回って下りてきてねー」とママも赤ちゃんにお話ししてあげてくださいね。
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監修者・著者:助産師 REIKO
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。