子育て情報『夜中に4回も…。妊娠中の睡眠不足について助産師がアドバイス!』

夜中に4回も…。妊娠中の睡眠不足について助産師がアドバイス!

 

妊娠後期(28週以降)の睡眠
妊娠後期(28週以降)は、おなかが大きくなるために起こる頻尿や腰背部痛、こむら返り、息切れ、腹部のかゆみなどの不快な症状が重なったり、胎動や不規則なおなかの張りを感じたり、出産に対する不安が増すことで、なかなか寝付けなかったり、夜間に目覚めてしまうことがあります。妊娠中期と同じように、エストロゲンの作用で眠りが浅くなりやすい時期です。

妊娠中に良い睡眠を得るための過ごし方

良い睡眠によって疲労を回復させることは、妊娠中に揺らぎやすい心を安定させるためにとても重要です。人間の体内時計は24時間よりも少し長いので、眠ることで身体のリズムを24時間に合わせるために、規則正しい生活や太陽の光を浴びることが必要です。

下記の項目を参考に、生活のなかで実行できそうなものを取り入れてみましょう。

・決まった時間に起床する。
睡眠と覚醒のリズムが乱れると、日中の眠気がとても強くなり、夜寝つく時間が遅くなります。人間は寝だめができませんので、平日と休日の起床時刻の差は2時間以内にしましょう。


・太陽の光を浴びる。
太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされます。曇り空でも自然光であれば効果はあります。

・規則正しく食事をする。
朝食を食べないと、体温が上がりきれず、基礎代謝量が減り、脂肪が燃焼しにくいです。妊娠中の体調管理のためにも、朝食は欠かさないように心がけましょう。

・睡眠は自分に合った睡眠時間を規則的にとる。
一般的に6~8時間睡眠が良いとされていますが、適正な睡眠時間には個人差があるので、時間にこだわらなくても大丈夫です。
ぐっすりと眠るために、日中にしっかりと起きていることが大切ですので、睡眠時間が規則的になるように心がけましょう。

・睡眠時間以外に昼寝や休憩を取り入れて、疲労を残さないようにする。
夕方以降に居眠りや仮眠をとると、夜間の睡眠に影響します。昼寝をする場合は、午後1〜3時の間で30分以内にしましょう。

・就寝前に、ぬるめの湯(38〜40度)でゆっくり入浴する。
就寝前は、脳と心身をリラックスできる環境で過ごすことが大切です。体温を下げて眠りの準備をするために、寝る1〜2時間前にぬるめの湯船につかって体温をちょっと上げるのが効果的です。

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