0歳児の感染症事情。「感染症にかかったことがある」7割以上が経験
感染症・予防接種の専門サイト「感染症・予防接種ナビ」によると、2019年9月から11月中旬にかけて4週間連続で、インフルエンザの1週間当たりの推定患者数が増加しています。今後、患者数はさらに増加が予想され、動向に注意が必要です。
雪印ビーンスターク株式会社が0歳から保育園などの施設に赤ちゃんを預けている・預けたことがある女性・男性151名を対象に行った「お子さんの感染症」に関する調査結果をご紹介します。
0歳の時に、感染症にかかったことが「ある」7割以上にのぼることが判明
0歳の時に、感染症にかかったことが「ある」という回答が72.2%と多数の方が経験しているという結果に。
0歳から保育園に預けるにあたって心配だったこと、という別の設問では8割以上の方が「感染症などの病気」と回答しており、心配ごとの1位にランクインしています。その心配のとおりに、感染症にかかってしまっているという現状がうかがえます。
お子さんの体調不良によるお迎えは、6割以上が月に1度以上あったと回答
保育園などに預けていて、子どもの体調不良や病気によりお迎えの連絡が入り、仕事との両立が大変だったと感じた経験はあるかを聞いたところ、実に9割以上が「ある」と回答しました。
また、「ある」と回答した138名に0歳で預けている期間中、どのくらいの頻度でお迎え連絡があったかを調査したところ、「月に二度以上」が30.4%、「月に一度ぐらい」が31.9%にのぼり、6割以上が月に一度以上お迎え連絡があったことが明らかに。
そんな中、次の設問では、どのような予防・対策を行っているのか確認しています。
秋冬の感染症対策1位「予防接種」、2位「清潔に保つ」。次いで、「水分補給」や「栄養バランスを考えた食事」が上位に
秋冬の感染症(インフル、胃腸炎など)の対策については、1位が「予防接種」で69.5%、2位が「清潔に保つ」という結果に。次いで「こまめな水分補給」や「栄養バランスを考えた食事」が上位に入っています。
ふだんお子さんが口にする粉ミルクや離乳食など、それに入っている栄養成分の観点から、感染症の予防を考えている方も多数見受けられます。