厚着しすぎに要注意!助産師が教える赤ちゃんの冬のお出かけファッション
寒い冬は、赤ちゃんのお出かけ時の服装に悩むかと思います。今回は、寒くても元気にお出かけできる、赤ちゃんの冬のお出かけファッションについてお話したいと思います。
寒くても厚着しすぎには注意!
寒そうだからと心配でついつい厚着になってしまう冬の服装ですが、汗をかいて余計に冷えてしまうこともあります。赤ちゃんは、大人より一枚少ない服装を目安にしましょう。
赤ちゃんの冬の皮膚は乾燥などで刺激を受けやすくなっているため、肌着も、汗の吸収によく、皮膚への刺激が少ない綿素材を選ぶようにしましょう。厚手のものだと重ね着するときに袖元がもたつくこともあるので薄手のものがおすすめです。ヒートテックなどの保温性のあるレーヨン素材などを着るときも、綿素材の肌着を下に着るようにしましょう。
月齢別のおすすめの服装
■新生児期〜3カ月ごろのねんね時期
・短肌着+ロンパースor2WAYオール
・コンビ肌着+カバーオールなど
防寒用の中綿入りやフリース素材の足つきカバーオールは、隙間から冷気が入らないためおすすめです。暑くなりすぎないように、中の服装は薄手にするのがポイントです。新生時期は、短肌着+長肌着、短肌着+コンビ肌着など肌着を2枚にしても。
■4カ月ごろ〜10カ月ごろのうつぶせ・はいはい時期
・短肌着+長袖コンビ肌着+カバーオールor足つきロンパースなど
※ベストなどを合わせてもOK
おすわりができるようになってくる時期は、かぶりタイプのほうが着せやすく、ロンパースなど股下をスナップで留められるものがずれにくいので温かいです。
■10カ月ごろ〜1歳半ごろのたっちやよちよち歩き時期
・長袖コンビ肌着+トレーナーorセーター+ズボン
・長袖コンビ肌着+トレーナーorセーター+スカッツ(スカートとレギンスが一体のもの)(女の子)
・長袖コンビ肌着+ワンピース+レギンスorタイツ(女の子)など
活動量も増えるので、下着は一枚程度でカーディガンやベストなど脱ぎ着しやすいものを上にプラスしてみましょう。
たくさん着せていると、おむつ交換がしずらいので、足元や股部分はボタンタイプよりもファスナーやマジックテープのものにするとラクです。ズボンやタイツ、レギンスの代わりに厚手のレッグウォーマーもおすすめですよ。
移動手段やお出かけ場所で服装を選ぶ
移動手段やお出かけ場所によっても洋服を調整しましょう。