子育て情報『歩けないほどつらい恥骨痛はお産が近づいているサイン?【助産師に相談】』

歩けないほどつらい恥骨痛はお産が近づいているサイン?【助産師に相談】

おなかが大きくなってくると、歩いたり寝返りをうつなど、日常生活のなかで痛みを感じるようになり、寝ている状態から体を起こしたり足を上げたりするときに痛みが強くなることがあります。

気になるのが恥骨痛による影響ですが、赤ちゃんへの直接的な影響は特にありません。

妊娠中の恥骨痛を軽減する方法

恥骨痛がある場合には、骨盤ベルトを使用することで、痛みを軽減できることがあります。ただし骨盤ベルトは、正しい位置に装着しないと痛みの軽減を図ることができないので、装着方法をきちんと確認するようにしましょう。また、最近では恥骨痛を改善させる妊娠中の体操などの動画がネット上で紹介されているので参考にするのもよいでしょう。

睡眠中の恥骨痛に対しては横向きに寝て、足の間に大きめのクッションを挟むと恥骨に負担がかかりにくくなるので楽になります。寝返りをするときには一気に態勢を変えるのではなく、痛みが起きないよう少しずつ体を動かすようにしましょう。

恥骨痛がひどく日常生活に支障をきたすような場合は、痛みを軽減するために、市販の鎮痛剤や湿布などを使用するのは控え、かかりつけ医に相談しましょう。


※参考:基礎知識(妊娠中)「妊婦さんのつらい恥骨痛! 痛みの原因と対処法とは?」【監修者:医師 川島 正久 先生産婦人科 | あんずクリニック産婦人科院長】

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