「嫌われちゃうよ?」次女のわがままに苦言を呈する長男⇒腑に落ちない様子の次女に私が伝えたことは?
4人きょうだいの長男は当時高校生で部活も忙しく、下のきょうだいたちと遊ぶことはなかなかありませんでしたが、できるだけごはんはみんな一緒に食べるようにしていたわが家。長男はマイペースで、2歳差の長女はみんなのお世話をよくしてくれました。ある日の夕食のときに、長男から11歳離れた次女に対して、「このままだったら嫌われるよ」と話し出したのです……!
次女はわがまま?
長男と長女は2歳差ですが、長女と次女は9歳差で、その下に4歳差で次男がいます。上の子2人は初めての育児で余裕もなく、怒ってばかりの育児をしてきたせいか、わりとその場の空気を読んで対応します。
私としては、年が離れてできた下の子2人は上のきょうだいの協力もあり、育児の経験もあるので余裕を持って育てることができ、落ち着いて子育てができていると思っていました。
そんなある日の夕食のとき、長男が次女に「そんなわがままな性格のままだったら嫌われるよ!」と話し出したのです。
次女の性格は……
当時6歳の次女はまだ甘えたい時期ということもあり、自分のやりたいことや食べたい物を主張することがありました。
そのタイミングが周りの空気を読まず自己主張だけをするので、長男はそこが気になったらしく、「例えば、僕がせっかくきょうだいの分もドーナツを買ってきてあげて、食べたい物を選んだはずなのに、次女はひと口食べて『もういらない』と言ったり、みんなで何を食べるか話しているときに全然違う物が食べたいと言ったり、そういうのは何か違うんじゃないか?」と。
次女は理解できるかな?
長男は次女の気になったところを話し、「自分はそういうところが嫌いだから、もうやめたほうがいいよ」と。次女は腑に落ちない顔をしていたので、私がお風呂に次女と2人で入り、長男が言いたいことを次女が理解できるように話しました。
「まずは、人に何かしてもらったら『ありがとう』と感謝しよう。人に嫌な思いをさせてしまったら『ごめんなさい』と謝ろうね」と伝えました。
長男は次女が嫌いなわけではないけれど、嫌な思いをすることがあるから怒ったのだということを理解してもらいました。次女は「うん、わかった!」と言ってくれて、その後は自分の発言に気をつけているように感じます。