妊娠17週、出生前診断を受けて… 痛みも採血もない?!【体験談】
現在、私は3歳の長女と生後8カ月の次女の2児を育てるママですが、初めての妊娠のときに出生前診断として「出生前ベビードック」という検査を受けました。羊水検査などと比べると確定的な検査ではないのですが、検査を受けたことでとても安心しました。それがどのような検査だったのかお伝えします。
出生前ベビードックとは?
出生前ベビードックは、超音波の器械を使って、ママやおなかの赤ちゃんの状態をくまなくチェックしてくれる出生前診断の1つとのこと。妊娠12~30週ごろまで検査が可能で、ほかの出生前診断と違って幅広い週数で検査が受けられるそうです。
私自身が受けた検査は、産院で一般的におこなわれているエコーを使った検査に近いのですが、より詳細に精密に検査してくれたので安心感が大きかったです。
おなかの中をチェックするだけでOK
私が受けた出生前ベビードックでは、採血などはなく、超音波の器械でおなかを調べるのみで、痛みも一切ありませんでした。注射が大の苦手だった私は、クアトロテストなどもあると知識はあったのですが「出生前診断=採血をする」というイメージしかなく、「出生前診断に興味はあるけど行動に起こすには腰が重い」といった状態だったのです。
しかし、紹介された個人産院から「出生前ベビードックはおなかをスクリーニングするだけ」と聞いていたので、あまり抵抗なく「それだったら受けてみたい」と思い、妊娠17週ごろに個人産院から紹介状を書いてもらって、総合病院を受診しました。
出生前診断を受けてみた感想
私が出生前にベビードッグを受けたのは1回のみだったのですが、希望があればほかの週数でもおこなえるし、もちろんエコーだけの検査なので母体やおなかの赤ちゃんに悪い影響はないと言われました。
専門のエコー技師の方と産婦人科医が2人がかりでダブルチェックをし、妊婦健診でおこなうエコーよりも何倍も時間をかけてくれました。おそらく30~40分ぐらいかけて検査をしてくれたので安心感が大きかったです。そして検査のあとは、心疾患・形態異常・染色体異常の有無を確率的に導き出してくれて、おなかの赤ちゃんのリアルなお顔の写真までいただけました。
「羊水検査のような確定的な出生前検査とまではいきませんが、この検査結果だと、おなかの赤ちゃんは順調に育っていると言えます」