子育て情報『「陣痛開始から赤ちゃんが生まれるまでの過ごし方」を助産師が教えます!』

「陣痛開始から赤ちゃんが生まれるまでの過ごし方」を助産師が教えます!

 

お産の進み具合で呼吸法が変わるので、うまくできるか心配になってしまうかもしれません。お産の進み具合に合わせて、助産師がしっかりサポートしますのでそれに合わせて呼吸をしてみましょう。

「ヒッヒッフー」の呼吸はお産の中盤あたりにおこなう呼吸法なので、それまではゆっくり鼻から息を吸って、口から吐く……というように、息を吐くことを意識していきましょう。呼吸を止めてしまうと赤ちゃんが苦しくなってしまいます。赤ちゃんに酸素を送るつもりでゆっくり呼吸していきましょう。

最大の難関!? いきみを逃す!

分娩第一期で一番つらいのが、「いきみたいのにいきめないこと」ではないかと思います。子宮口が全開大する前にいきんでしまうと、子宮口がむくんでしまったり、切れて大出血を起こしてしまったりすることもあります。

自分にとってラクな姿勢をとって、呼吸法で逃がしたり、付き添いのいる方は肛門のあたりをテニスボールやこぶしなどでグッと押してもらったりして、いきみを逃していきましょう。
陣痛のないときは、全身の力を抜いて休んでください。特に制限がなければ、水分や糖分の補給も忘れずに。

終わりが見えないと、心も折れそうになってしまうかもしれませんが、ママだけでなく赤ちゃんも頑張っています。そして、パパやご家族、そして助産師をはじめとする産院のスタッフがママと赤ちゃんを支えてくれますよ!

◆関連動画出産ドキュメンタリー

監修者・著者:助産師 REIKO
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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