一家全滅の危機…?!次々と家族がインフルエンザに!!【体験談】
インフルエンザの予防接種が推奨されるのは、生後6カ月以降ですが、当時1歳11カ月の次女と生後5カ月の長男は接種しないでいました。すると、まず次女がインフルエンザにかかり、その後一家全滅の危機に陥ったのです……。
1歳の次女がインフルエンザを発症
2月の大雪が降る日に、高熱を出した次女。雪のなかどうにか小児科へ連れて行くと、インフルエンザB型と診断されました。タミフルドライシロップが処方されましたが、おいしくないようで飲ませるのに苦労しました。
やっぱり予防接種すればよかったな……と思っていたら、次にパパが高熱。夜間診療に行くと、こちらもインフルエンザB型。病院も予防接種も嫌いなパパに「ほら見たことか!」と現実を突きつけた感じでした。
生後5カ月の長男までが……
その後、予防接種を受けていた長女(6歳)までが発症。「ほら、予防接種なんて意味ないじゃん」と言うパパにイラッとしていたら、最悪の事態発生。生後5カ月の長男も高熱を出し、インフルエンザに……。
医師からは「生後3カ月でかかってた子もいたよ~」と言われましたが、やっぱり心配です。こちらも体重に合わせたタミフルドライシロップを処方してもらい、育児用ミルクに混ぜてなんとか飲ませました。
タミフルがおいしくない……
しかし、タミフルが本当においしくないようで、生後5カ月の長男は育児用ミルクを残すようになってしまいました。これではまずいぞ……と、最終手段。タミフルドライシロップを指示された量のお湯に溶き、スポイトで口に流し込む作戦。むせるわが子を見るとかわいそうになりますが、それしか方法がありませんでした。
結果的には私だけインフルエンザにかからなかったのですが、みんなの看病で疲れてしまい、最終的に自分も体調を崩すこととなりました。
小さな子どもは特に、予防接種を受けさせるかどうか迷うところ。医師の見解をよく理解し、納得いくインフルエンザ対策で、乗り切りたいところです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。
必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト:imasaku
著者:岩崎未来
三児(女・女・男)