【コロナウイルス対策】ほとんどが間違っている?!正しいマスクのつけ方
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、ドラッグストアやコンビニからマスクが消え、ネット上で高額販売されていることが話題となっています。厚生労働省でも、妊婦さん向けの注意文を公表し、マスク着用を励行するよう呼びかけています。そこで今回は、正しいマスクの着用方法についてご紹介します。
新型コロナウイルスの感染経路は?
感染症の主な感染経路には、咳やくしゃみなどを介する「飛沫感染」、空気中を浮遊している菌やウイルスなどを呼吸により取り込んでしまう「空気感染」、ドアノブなど菌やウイルスが付着している物に触れ、それを取り込んでしまう「接触感染」があります。
上海では新型コロナウイルスがエアロゾル感染すると発表したようですが、厚生労働省によると、2020年2月10日の段階では、新型コロナウイルス感染症の感染経路として考えられているのは、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つとのことです。
感染予防にはマスクが効果的!?
厚生労働省は、「マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。
予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる効果はあまり認められていません。」としています。
マスクがない状況で咳・くしゃみをする際は、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻を押さえることが大切です。手で口や鼻を押さえるとウイルスや菌が手に付着し、接触感染の機会を増やしてしまいます。
正しくマスクを着用することが大切!
マスクをしていても、正しくつけていなければ意味がありません。そこで、一般的によく使われているプリーツマスクの正しいつけ方についてご説明します。マスクをつける前には必ず手洗いをおこないましょう。
●裏表・上下を確認しましょう
マスクには、裏表・上下があるのをご存知ですか? 裏表を見る方法は2つ。1つはゴムの取り付け部分があるほう、そしてプリーツが下向きになっているほうが表です。