子育て情報『妊活中は運動したほうがいいの?妊活に効果的な運動について医師が解説!』

妊活中は運動したほうがいいの?妊活に効果的な運動について医師が解説!

妊活中はいつ妊娠してもおかしくはない状態のため、記録を競うような激しい競技運動などはやめるようにしましょう。球技のような体に衝撃が加わるような運動も妊活中には避けたいものです。しかし、体に負担がかかりにくい運動であればできる限り積極的におこなうほうが出産に向けての体力作りにも役立ちます。血行促進と基礎代謝アップ、そして体を温めることを頭に置いて、適切な運動を続けましょう。

運動後のケアも大切です。汗をかいたらそのままにせず、すぐに着替えることを怠ってはいけません。せっかく体が温まったのに汗で体が冷えてしまうことがあっては逆効果です。通勤時間などを利用してウォーキングをする場合には、勤務先に着替えを置いておくのもいいかもしれません。
屋外で体を動かすときには動きやすい服装を心がけ、すぐに汗が拭けるようタオルを持参すると良いでしょう。

妊活中の運動は妊娠しやすい体づくりをすることだけが目的ではありません。精神をリラックスさせ、ストレスを解消することも目的の1つです。面倒に感じることや続けることが苦しいと感じるような運動は避けるようにしましょう。

まとめ

妊娠しやすい体づくりをするうえで大切なのは血行促進を心がけることです。適度な筋肉量を維持するためにも、ヨガやウォーキングなどの有酸素運動で脂肪を燃焼させながら、代謝アップを図ることが必要と言えます。体を冷やしたり無理な運動をしたりしないよう注意し、自分のペースを大切にしながら、ときには気分転換を兼ねてジムやスタジオに通うのも良いでしょう。

監修者:医師 おおたレディースクリニック院長 太田 篤之 先生
順天堂大学卒後、派遣病院勤務を経て、平成22年より順天堂静岡病院周産期センター准教授就任。
退職後、平成24年8月より祖父の代から続いている「おおたレディースクリニック」院長に就任し現在に至る。
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