「子宮を取ったら女性じゃなくなる、だと…?!」私が全摘を選んだワケ【41歳で子宮全摘5】
41歳・独身(実は死別)・子なしの私が、子宮筋腫と卵巣のう腫のため開腹手術で子宮全摘することになるまでのお話をお伝えしたいと思います。
2019年6月に「子宮筋腫」と「卵巣のう腫」が見つかり、2019年9月開腹手術をすることになりました。
子宮全摘を選んだ私。子宮がなくなることに、おちこまなかったのかって……?
子宮全摘による気分のおちこみについて
「女性」にしがみついておちこむ必要はない
手術前にもらった手術の説明が書かれた用紙には「子宮を全摘した場合、気分のおちこみなどを感じる場合があります」という記載がありました。さらにお医者さんからも説明がありました。
子宮は女性にしかない臓器のため、特別なものとして考える人は多いのだと思います。(男性にしかない臓器の場合も、特別なものとして考える人はいるかと思います)
一部では「子宮の声を聞く」「子宮で考える」などの言葉もありますが、私は子宮がないことが理由でおちこむ必要はないと思いました。
子宮がない場合に、女性ではないと思う人もいるかもしれません。そもそも女性という性別の定義にこだわる必要があるのかな?とも思います。
「いい女」「いい男」という言葉もありますが、私は「いい人間」ならそれでいいと思います。
おちこんでも、やっぱり生きていくしかない
こんなことを書いていますが、私だっておちこみます。
配偶者が生存している人、お子さんがいる人、親からの支援が受けられる人と、自分にないものをみると、自分と比べてどうしてもおちこむ気持ちは出てしまうのです。
おちこむ要因になるものについては、極力触れない、考えないようにすることくらいしか対処方法はありません。どんなにおちこんでも、起きて会社に行かなければ生活できませんからね!??
配偶者が亡くなったときのおちこみが段違いすぎて、何かマヒしているのかもしれませんが、どうにかするしかないのでなんとかやっていきたいと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。