今なんて…?重いPMSで受診したら、医師から信じられない言葉が…!
「生理前だから仕方ない」って諦めたこと、ありませんか。イライラするのは「生理前だから」。気分が沈むのは「生理前だから」。なかなか眠れないのは「生理前だから」。
私もそうでした。いえ、今もそうです。実はこれ、病気だということはご存知でしょうか。
つい最近、ネットの広告で「月経前症候群(PMS)」という言葉を知りました。
どれも自分に当てはまる項目ばかり。一筋の光が射したような気持ちで、夫にも話し、近くの産婦人科へ行くことに決めました。
「え、あ、はい…?」
私から医者に言った言葉はこれだけ。
この日は、子宮頸癌の検査をして、ピルを処方されて終わりました。次の予約と会計を済ませ、調剤薬局でピルを受け取り、建物を出ました。歩いているうちにだんだんと怒りと悲しみが沸いてきて、子どもを連れているのに、そのまま死にたい気持ちでいっぱいになっていました。
ラクになりたい一心で行った病院で、まさかボロボロにされるとは思いませんでした。昼食を摂る気にもなれませんでしたが、息子に食べさせるために普段は行かないファストフードに入り、気づいたら泣いていました。
たまたま、ママ友からLINEが入ったので、ついさっき起きたことを伝えると、「今から行くから待ってて!」と、飛んできてくれました。
その後、ピルを飲むとひどいPMS症状が軽くなったので、継続的に服用することにしましたが、生理前の体の不調は、我慢すればいいというものでないと、改めて実感しました。だから、一人で悩まず誰かに相談してみてください。ただ、相談する人を間違えると悲惨です。
私の場合、ママ友がいてくれたお陰でなんとか立ち直れました。ママ友は同じ女性であり、出産の経験者であり、そして育児に奮闘する同志です。とんでもない医者に出会ってしまって災難でしたが、ママ友の大切さ、有り難さを改めて感じられた出来事でした。
原案/山本のぶこさん
作画/まっふ