しつこく感情をぶつけていない?子どもがパパやママに反抗する「反抗期」の理由
こんにちは。助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOです。人にはほとんどと言っていいほど「反抗期」というものがあります。それは、どの子にも大なり小なり、長かったり短かったり、波のように時期を変え何度も訪れます。今日は子どもの反抗期についてお話しします。
反抗期、実は気を引くため?
反抗期は、親も子どもも大変なエネルギーが必要です。子どもはママがしてほしくないことばかりを繰り返してくれるので、ママはイライラしたり、落ち込んだりしてしまいます。
時には感情のコントロールがきかなくなって「何度言ったらわかるの!」と、怒ってしまうことも。
でも多くの場合、子どもは大好きなパパやママの「気を引くための行動」をとっているだけなのです。
ほめるのは一瞬、でも叱るのはダラダラ
してほしくないことを子どもがしたときは、ママはちゃんと注意したり叱ったりしますが、ビシっと叱っても子どもはパっと切り替えができません。しつこく感情をぶつけてしまいがちです。
なのに、大人から見てできて当たり前のこと……たとえば、遊んだあときちんと後片付けができたときや、全部残さずきれいに食べたときは、ほめたとしてもそれはほんの一瞬だけだったりします。
子どもなりに頑張ったことに対してママの反応が薄いと、大好きなママにかまってもらいたい子どもは、「そうか、いけないことをするとママはこっちを向いてくれるんだ!」と思ってしまうことも。大好きな人がこっちを向いてくれるなら、その相手が嫌がることであっても手段は選びません。それが子どもなのです。
飽きるくらいいっぱいの褒め言葉を
子どもは、ただママに褒められたいのです。
認められたいのです。
愛されたいのです。
それは私たち大人だって同じですよね。
この子どもの健気な行動を止めるには「よかったね」「すごいね」「助かったわ」「頑張ったね」「ありがとう」「大好き」とたくさん伝えてあげましょう。
大人にとって当たり前のことも、子どもにとっては一生懸命だから。しつこいぐらいにたくさんの褒め言葉を投げかけてあげましょう。
そして、いつも信じていること、認めていること、愛していることを態度でいっぱいいっぱい知らせてあげましょう。