股からドバッ!妊娠36週、寝起きに突然出た大量の水分の正体【体験談】
妊娠36週になり、いつ生まれるかドキドキしていたころのこと。ある朝、寝起きに破水のような大量の水分が出て仰天! 大慌てで病院に行ったのですが……受診の結果、助産師さんから出てきた水分の正体を知らされて赤面! のエピソードです。
もしかして破水!?
妊娠36週目のある朝、目覚めて少し動き出すと、突然、股からドバッと水分が出てきました。尿意があったわけでもなく、おなかに力を入れてもなかなか止めることができなかったので、「もしかして破水!?」と不安になってきました。
そのころ、「おしるし」「破水」など出産の兆候についてインターネットで調べて敏感になっていた私は、普段と違う異変があると心配になっていたのです。そこで、漏れ出す水の流れが止まったので、夫と母と一緒に病院へ急行しました。
まったく異常なし…
産院に行くとすぐに陣痛室に通され、陣痛チェックのモニターをつけました。そしてしばらく様子を見ていたのですが、なかなか陣痛が来ません。そこで、子宮内のエコーで羊水の分量を確認すると、羊水は減っておらずまったく異常がなかったのです。
「えっ? どういうこと?」と戸惑っていると、助産師さんから「破水ではないみたいだから帰っても大丈夫よ。尿を止められないことは、おなかが大きくなってくるとよくあることだから」と言われたのです。
まさかの尿漏れ!
助産師さんの言葉に衝撃を受け、同時にとても恥ずかしくなりました。まさか大量の水が、尿漏れだったなんて! 夫の前で止めるすべもなく漏らしてしまったうえに、破水と勘違いして家族に心配をかけたことが恥ずかしいやら、情けないやら。付き添いをしてくれた夫も母も目が点。
妊娠でおなかが大きくなると尿が近くなるとは、ネットで調べて見たことはあったのですが、さすがに尿意も感じず、止めることもできないことがあるとは思ってもいませんでした。 結局病院から帰宅し、ため息交じりで濡れた布団を片付けたのでした。
出産予定日まで1カ月近くあったので、大量の水が破水ではなく結果的にはひと安心でした。出産のときに本当の破水を経験しましたが、自宅から病院に行くまでチョロチョロと流れ出て、次第に陣痛もやってきたのです。思い返してみれば、尿漏れのときとは全然違う感覚。