子育て情報『「まさか!」生後10カ月、息子の体に異変…食べさせてしまって大惨事!』

「まさか!」生後10カ月、息子の体に異変…食べさせてしまって大惨事!

目次

・アレルギー体質の人がいない家系
・生後10カ月、初めての卵料理
・食後、体に異変が! 急いで小児科へ
・待機室で吐き戻しの大惨事
・著者:吉田麻里
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アレルギーと縁のなかったわが家。次男もアレルギーがないと思い込み、食べさせたことがない「卵」を初回で半個ほど食べさせてしまったところ……?! 離乳食の基本が身に染みた体験をお伝えします。

アレルギー体質の人がいない家系

私たち夫婦や双方の両親も食べ物のアレルギーがまったくありませんでした。3歳になる長男もアレルギー症状が出ることなく、順調に離乳食が終了。ですから、それまで「アレルギー」というものがとても遠い存在だったのです。

離乳食に関する本などには、「初めての食材はもし異常が出た場合に小児科を受診できるよう、なるべく午前中に与える」と書かれていますが、そのことについてもあまり気にすることがありませんでした。


生後10カ月、初めての卵料理

次男が生後10カ月のころのある土曜日、まだ卵をあげていなかったことに気付きました。朝ごはんにスクランブルエッグを作ると、次男はパクパクと食べました。

「アレルギーが心配な食材は小さじ1杯から」「特に卵はしっかり火を通した黄身のみを耳かき1さじから」と離乳食の本で読んだこともありましたが、あまり気にせず卵半個ぐらい食べさせてしまったのです。

食後、体に異変が! 急いで小児科へ

朝食が終わり1時間ぐらい経ったころ、次男に蕁麻疹(じんましん)のようなものが……! 顔も体も赤いポツポツだらけで次男が不機嫌に。急いで自転車で5分のかかりつけの小児科へ駆け込みました。

先生に、今朝初めて卵を食べさせたことを説明すると、「検査してみないとわからないけど、おそらく卵アレルギーだね。それにしても、半分って結構あげたね」と言われました。薬をその場で飲ませてもらい、1時間小児科の待機室で様子を見ることになったたのです。
そのとき私は次男に申し訳ないことをしたと反省しました。

待機室で吐き戻しの大惨事

待機室にて「ギャーギャー!」と泣き始めた次男。「体がかゆいのかな?」と思ったその瞬間、かなりの量を吐き戻しました。するとスッキリしたようで、顔の曇りも消えました。 

卵を与えたのが小児科が空いている時間で本当によかったと心底思いました。しかしホッとしたのもつかの間、子どもと自分の服も嘔吐物まみれに……。夫がたまたま仕事が休みで家にいたため、着替えを持ってきてくれて事なきを得ました。

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