「なんで放っておいたの!?」ひどい生理痛を無理やり耐え続けた結果…
動けないほどの生理痛に、気合いと痛み止めで数年間耐えていました。しかし、突然、緊急手術をすることに……。あとから思えば我慢せず、しっかり通院しておけばよかったと後悔しました。ひどい生理痛を無視し続け、私が学んだことについてお伝えしたいと思います。
生理痛で歩くこともできない
生理痛は誰にでもあり、みんながものすごい痛みを我慢しながら生活していると思っていました。しかし、大学に入学した18歳の春に、自分の痛みは特にひどいのだと感じるできごとがあったのです。
体育の授業のときに、生理痛で準備運動もままならない私を見て、先生は「その痛さは異常だから病院へ行きなさい」と言いました。でもそのときはまだ若く、重い病気でもあるまいしと、先生の言葉を聞き流してしまったのです。
薬局の薬剤師さんにも病院をすすめられる
そろそろ大学卒業が近づいてきた22歳のころです。友だちと食事の約束をしていたのですが、生理痛がひどく、市販の痛み止めを飲んで出かけました。友だちと合流しても生理痛がひどく、そのことを話すと、近くで知り合いが薬局をしているから行ってみようという話に。
薬局に着き、友だちの知り合いの薬剤師さんに、痛み止めを飲んでもあまり効かなくて痛いという話をしました。すると「全然、薬効かないの? それは病院行ってみたほうがいいよ」と言われたのです。そのときは、病院よりも友だちと遊んだりすることに時間を使いたかったので、病院のこともいつの間にか忘れてしまいました。
仕事に支障が出るほどの痛みが頻繁に
社会人になり、5年ほど経った26歳のころでした。生理が来ると下腹部痛に腰痛、冷や汗など仕事が手につかない日が出始めたのです。このとき、やっと病院へ行こうと思いました。
婦人科で診察してもらうと、お医者さんに「なんでこんな状態になるまで放っておいたの?」と怒られ……。かなり進行した子宮内膜症が判明し、すぐに大きい病院を紹介され、手術日が決まりました。しかし、手術日の数日前に体調が悪化し、緊急手術することに!
手術が成功して体に変化が
緊急手術は無事に成功し、腹腔鏡手術だったこともあり数日で退院することができました。術後は今までの生理痛が嘘のように軽くなり、感動したのを覚えています。