毎日しなくてもいいの? 赤ちゃんの目・鼻・耳・爪のお手入れのコツ【ラクに楽しく♪特集】
【1】赤ちゃんを横に向かせてガーゼやタオルで耳の裏、耳の穴の周りなどを優しくふき取る。
【2】くぼみは綿棒を使い優しくふき取る。
耳垢を取るときは、綿棒の綿の根元をもって見える部分の汚れだけくるりと回して取り除きます。耳の奥に入れすぎないよう気を付けましょう。力強く拭くと、傷つけてしまいますので、優しくサッと拭くだけで十分です。お風呂上がりは、耳の周りのくぼみに水が溜まっていることがあるので、水分も取り除いてあげましょう。
赤ちゃんの爪のお手入れ
赤ちゃんの爪は伸びる速度が速いものです。伸びると自分の顔をひっかき傷つけてしまうこともあるので、3日ぐらいごとに伸びる様子をチェックしてみましょう。
爪を切るのは、赤ちゃんが泣いて嫌がると難しいことも。赤ちゃんが寝ている時間でもOKです。
【1】ママは座り、赤ちゃんの背中とママの胸が合うようにひざに座らせて抱っこする。
【2】切りたい指だけ出し、赤ちゃんの手を優しく包みこむ。
【3】切るときは1本を数回に分けて少しずつ切る。深爪にならないように、白い部分が少し残るくらいに切り取る。
爪はお風呂上がりはふにゃふにゃで深爪しやすいのでNG。赤ちゃんの小さい爪を切るときのポイントは、1本を数回に分けて少しずつ切ること。
私も娘が生後1カ月ごろ、一度に爪を切ろうとして失敗したことがあります。小さい爪だからこそ、少しずつ切ることが大切です。
今回、紹介したお手入れは、細かいものが多いです。お手入れするときは、明るくお手入れする箇所が見えやすい環境ですることも大切です。
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。
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