子育て情報『仰臥位低血圧症候群が怖い…仰向けに寝ていても大丈夫?【助産師に相談】』

仰臥位低血圧症候群が怖い…仰向けに寝ていても大丈夫?【助産師に相談】

の姿勢にして、下大静脈の圧迫を取り除くことで、直ちに症状が回復します。姿勢を変えることで不快な症状が消失すれば、普段通りに過ごして良いです。

仰臥位低血圧症候群による母子への影響

仰臥位低血圧症候群になると、母体だけでなく胎児への酸素供給も不足します。胎児は一時的に酸素不足になっても、生命維持に大切な脳や心臓への酸素供給を優先させることができるので、母体が直ちに左側臥位になることで症状が消失すれば、胎児もいつも通りの状態に戻ります。胎児の酸素不足が重症化すると、胎児機能不全が起こる可能性があります。胎児機能不全とは、子宮の中で過ごす胎児が元気とは言えない状態のことです。

仰臥位低血圧症候群はどの妊婦さんにも起こり得ますが、母体だけでなく胎児の健康状態にも影響するため、予防的に過ごすことが大切です。

※参考:基礎知識(妊娠中)「【医師監修】妊婦はあお向けに寝ないほうがいい? 仰臥位低血圧症候群とは?」【監修者:医師 天神尚子 先生産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長】


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