えっ!私の責任? 小さな黒い点と思っていた虫歯が…【体験談】
私が新米ママだったころ、子どもの歯に関して無知だったため、虫歯は「黒色」で、それが広がっていくのだと思っていました。そのせいもあって、4人の子どものうち、上の子どもたちにはたくさんの虫歯が……。今回は、私が子どもの虫歯予防に奮闘し、小児歯科でほめられるようになるまでの体験談を紹介します。
おやつばかり与えていた…
私は20代前半で長男と次男を年子で産み、毎日の子育てにいっぱいいっぱいでした。そんななか、電車で8時間ほどの距離にある実家に里帰りをして、3人目を出産。
自宅になかなか帰れない環境がストレスのようで、子どもたちは毎日泣いてばかりいました。そのような状況もあって、私は子どもが泣くと甘いおやつやジュースを与えてしまっていました。それでも自分なりに毎日仕上げ磨きをしていたので、虫歯とは無縁だと思っていたのです。
虫歯は黒いだけではなかった!
自宅に戻り落ち着いたときに、ふと子どもの歯を見るとポツンと黒い点が。何かはさまっているのかな?と思うほど小さなものでしたが、気になったので初めて息子2人を小児歯科に連れていきました。
小児歯科での診断は虫歯。しかも、あちこち歯が白濁しており「白いところは全部初期虫歯だよ」と言われてショックを受けました。虫歯は白→黄→茶→黒と色が変化していくようです。小さな黒い点と思っていた虫歯も、削ってみたら奥のほうまで広がっていました。
「虫歯になったのは、お母さんの責任」
小児歯科医からは、「虫歯になったのは、お母さんの責任」とはっきり言われ、落ち込みました。同時に「あめ・ガム・チョコ・ジュースの禁止」を言い渡され、以降は禁止事項を守りつつ、仕上げ磨きとフロス、フッ素塗布でしっかり虫歯予防をしました。
現在、息子2人は小学生になり、ほとんど永久歯に生え変わりましたが虫歯はなく、「永久歯でこの状態なら完璧」と小児歯科でほめられるほどに! 今後も、虫歯にならないように、きちんとした仕上げ磨きを心がけていこうと思っています。
小児歯科医には、小学校3年生までは親の仕上げ磨きが必要だと言われました。外出中などの歯磨きができない状況のときは、何か食べたあとにお茶やお水を飲ませるようにもしています。