産後、閉塞感や孤独を感じたときにできるだけ避けたほうがよいこと3つ
産後、友人と会う機会が減ってしまい、さらには仲の良い友人が近くにおらず夫も仕事で忙しいと、日々の話し相手が子どもだけになりがちです。子どもはかわいいけれど、自分の気持ちを吐き出せない、理解してくれたり共感してくれたり、自分の存在を認めてくれる人がいない日々が続くと、人は孤独を感じやすくなります。孤独を感じ続けると産後うつになることも。
子育てをしているなか、閉塞感や孤独を感じたときにできるだけ避けたほうがよい行動を紹介します。
1. SNSを見る
友だちは何をしているのだろうと軽い気持ちでSNSを見たら、友人の充実した日々の投稿を目にし、自分の今の生活と比較し暗い気持ちになってしまう……。多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。
SNS映えと言われるように、SNSに投稿されるものは基本的には自慢したいもの、誇れるものが占めています。そこによほどの意味がないかぎり、多くの人は自分が惨めだと思うことはあまりアップしないものです。
まず、SNSを見て暗い気持ちになってしまったら、自慢したいもの、誇れる部分のみを切り取って見ていると考えましょう。自分の生活と比較することは決してしないように。そしてできれば、自分がそれらを明るい気持ちで見られる日まで見るのをやめましょう。連絡網などで利用しているという場合もあるかもしれませんが、基本的には見なくても生活していく上で問題はないはずです。
2. 自分を責める
人と話す機会が減ると、自分自身を見つめる機会も多くなります。小さな子どもを育てながら、家事をするのは本当に大変です。自分を褒めることが得意な人は、ぜひ自分を褒め続けてあげてください。褒めることが苦手な人は、自分の悪いところばかりが気になりだしたら要注意。
子どもにイライラしてしまった、家事をうまくこなせなかった、人を羨んでばかりいる自分は性格が悪いのではないか……。友人などと話していれば、時に辛辣な意見があったとしても自分を受け入れてくれている、認めてくれていると感じることができます。しかし、ひとりでいるとそうもいきません。自分を責め始めてつらくなってしまったら、いったん自分自身について考えるのは止めましょう。
気のおけない仲間と過ごした楽しい日々を思い出したり、自分には味方がいるのだと考えてみるなど、いったん、ネガティブな思考を断ち切ってみてください。