保育園に預けると成長に悪影響ってホント?3歳児神話って?【3児ママ小児科医のラクになる育児】
とはいえ、ママのそばにいたい盛りの子どもが預けられることが多いので、預けるときに子どもが泣いてしまうことも多くあります。そんな子どもの姿を見るのがつらい、ということはよく聞く話です。
保育園に行く・行かないに関わらず、大事なこと
「保育園に子どもを通わせると、母親の幸福度が上がる」ことも先ほどの研究からわかっています。母親の幸福度が高いと何がいいかというと、虐待の防止に役立ちます。虐待までいかなくても、母親が幸福で穏やかだと、子どもの精神も安定します。
保育園に行くか行かないかに関わらず、ママの精神的安定は家族の幸せにとても重要ですので、子どものためにもママの幸せをママ自身がきちんと考えていただきたいと思います。
生後8週から働いている、わが家の工夫
▲2018年11月ごろの様子提供:保田典子医師
私は3人子どもがいますが、3人ともほぼ育休なしで仕事に復帰しています。産前も短くしたりしていたので、産休を含めても合計1年もありません。
早くに子どもを預けて、さみしいという気持ちもありました。特に、末っ子は最後かなと思うと育休を取っておこうかなと悩んだこともありました。
保育園に預けるときは、子どもにとって保育園が安心な場所になるように、心がけるようにしていました。たとえば、子どもの性格を先生とシェアしたり、子どもの様子を見て、早めにお迎えに行くようにした時期もありました。そして、自分自身が子どもにとって安心な存在であるように、なるべくイライラしない工夫をしています。
疲れたら、とことんラクをする! 無理しない!
私も、3人目妊娠中からすごくイライラしやすくて、妊娠してから1年半から2年くらいが一番つらかったです。
そこで行きついた答えは「自分を大事にすること」でした。
眠かったら朝起きずに朝ごはんも作らなかったり、掃除をやめたり。
「疲れるなぁ」と思うことをやめると、心に余裕が出てきて、今度は逆に掃除もやろうという気分になってきます。
「疲れたときはとことんラクをする、無理をしない!」これがイライラしないコツです。
最近は子どもも少し大きくなってきたので、自分の仕事のことを子どもと話すようにしています。そんな子育て法でいいのかはわかりませんが、子育てに「不正解はない」