赤ちゃんが全卵を食べられるようになったら次はどんな卵料理がいい?
「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は全卵が食べられるようになったあとの卵料理についてのご質問です。
Q.全卵が食べられるようになったら次は?
生後9カ月の子どものことで質問です。
全卵が食べられるようになったら、ゆで卵以外も与えていいのでしょうか? 卵焼きは生焼けになりやすいからやめたほうがいいと知ったのですが、スクランブルエッグもダメですか? 卵スープのようなものダメでしょうか?
小林亜希管理栄養士からの回答
全卵の調理法についてお悩みなのですね。全卵もアレルギーチェックは済んでいる状態でよろしいでしょうか?
今後も、よく火を通していただく調理法が安心です。たまご焼きもフライパンで焼いたあと、火の通りが心配であれば、レンジで再加熱してからお子さんに与えるようにすると安心ですよ。スクランブルエッグもよく火を通していただくとよいので、大人が食べるような半生状態は不可です。卵アレルギーの原因となる物質が水溶性であることから、スープははじめは控えたほうがよいです。ただ、全卵もクリアできているのであれば、卵スープ等も問題なく食べられると思います。
※参考:ベビーカレンダー「管理栄養士に相談」コーナーより
コーンクリームパン粥/9~11カ月ごろ(離乳食後期)
材料(1回分)
・食パン(8枚切り) ……1/2枚
・クリームコーン缶 ……40g
・卵 ……1/2個分
・牛乳 ……大さじ1と小さじ2
作り方
①食パンは耳をとり、5mm角に切る。
②鍋にコーンクリームと牛乳を入れ、弱火で温める。
③食パンを鍋に加え、卵を溶き入れてしっかり火を通す。
作者:NPO法人母子栄養懇話会さん
※赤ちゃんの食欲や発育・発達には個人差があります。月齢や進め方は目安です。赤ちゃんのようすをみながら離乳食をすすめてください。
※食物アレルギーのない赤ちゃんを対象にしています。アレルギーのリスクが疑われる場合や診断されている場合は、医師の指導にしたがってください。
※アレルギー表示は目安です。