2歳未満のマスクの着用はむしろ危険! 日本小児科医会の見解を公表
マスクで赤ちゃんの顔半分が覆われてしまうと、それも難しくなってしまうかもしれません。
子どもの新型コロナウイルス感染症は今のところ心配が少ない!?
子どもの新型コロナウイルス感染症について、以下のようなことがわかってきたようです。
・子どもが感染することは少なく、ほとんどが同居する家族からの感染である
・子どもの重症例はきわめて少ない
・学校、幼稚園や保育所におけるクラスター(集団)発生はほとんどない
・感染した母親の妊娠・分娩でも母子ともに重症化の報告はなく、母子感染はまれ
米国疾病予防管理センター(CDC)やアメリカ小児科学会(AAP)でも2歳未満の子どもへのマスク使用の危険性を警告しているようです。進行性の呼吸不全が小児の心停止の最大の原因であるとされており、小児は呼吸困難を他者に伝えることが困難であるため、感染予防のためのマスクの使用も注意が必要です。マスクに期待される効果は、細菌やウイルスを含んだ飛沫の拡散を防ぐこと。子どもへの感染は同居家族からの感染が多いということからも、まずは大人がしっかり感染予防をおこなうことが大切です。一旦、落ち着いたかに見える日本の新型コロナウイルスの感染拡大ですが、今後第2波、第3波が来ることは否めません。これからも感染予防に努め、節度ある行動が望まれます。
監修者・著者:助産師 REIKO
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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