「喉につまりそう!」赤ちゃんが食べ物を丸のみしているときに見直すこと
こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。9~11カ月ごろ(離乳食後期)から、離乳食を食べている赤ちゃんの様子を見ていて感じることの一つに「丸のみ」があります。赤ちゃんの口の中にごはんが入ったと思ったら、入った瞬間に「ゴックン」してしまうという質問を受けることがあります。
今回は、赤ちゃんが離乳食を噛まずに丸のみしているかもしれないと思ったときのチェックポイントと、ママができるじょうずな食べさせ方をお話しします。
3つのチェックポイントと食べさせ方
現代は昔に比べて噛まない子どもが増えていると言います。丸のみしたり、噛まないことは、窒息の恐れや歯並びへの影響、肥満の可能性などが将来的に起こるかもしれません。そこで、「丸のみしているかもしれない!」と感じたときに、食事の様子を見直す3つのチェックポイントをお伝えします。
水分で流し込んでいない?
水分で食べ物を流し込んでいませんか? もしそうなら、赤ちゃんから手の届かない場所に水分をおいて、まずは噛んで食べることに意識を向けましょう。
次々食べさせていない?
赤ちゃんが口の中の食べ物をゴックンする前に、次のひとさじを口の前に持っていっていませんか? 次のひとさじが来ると赤ちゃんは、早く食べようという意識が働いて、噛めていないのにゴックンすることがあります。赤ちゃんの口の中に食べ物がなくなってから次のひとさじを与えましょう。また、自分で次々食べたい子もいますね。次のひとさじが待てずに慌てて食べる子に対しては、話しかけながら次のひと口を遅らせるようにしてみましょう。
食べ物の形や硬さは月齢に合っている?
いつまでもペースト状のものを食べさせていると「噛む」練習ができません。9~11カ月ごろ(離乳食後期)は、噛む練習を始める時期。噛むためにはある程度の大きさが必要です。
しかし、大きすぎたり硬すぎたりすると丸のみしてしまう場合もあります。9~11カ月ごろ(離乳食後期)なら、バナナくらいの硬さで5~7mmの大きさが目安です。
丸のみしている子のメニューの見直し
食べ方と形状などを見直したら、メニューの見直しもしてみましょう。
やわらかいものばかりになっていない?
赤ちゃんが噛まないから、食べやすいようにやわらかいメニューばかりになっていませんか? もちろん、食べやすいメニューを与えることも大切です。9~11カ月ごろ(離乳食後期)は、食べ物を噛む練習を始める時期です。やわらかいメニューにプラスして、意識的に噛むメニューも取り入れてみましょう。
硬いものばかりになっていないか?
先ほどとは反対で、硬いメニューばかりになると赤ちゃんが噛むのに疲れて丸のみしてしまうケースもあります。赤ちゃんが疲れないように簡単に食べられる、やわらかいメニューも取り入れてみましょう。
「丸のみ」と一言で言っても、なぜ丸のみしているのかはその子それぞれで理由は違います。「うちの子の原因は何かな?」と、食べている赤ちゃんの様子を見つつ、できることからチャレンジしてみてくださいね。
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
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