子育て情報『出産中、赤ちゃんが「口唇口蓋裂」とわかった。初めて見たとき、夫は…?』

出産中、赤ちゃんが「口唇口蓋裂」とわかった。初めて見たとき、夫は…?

目次

・出産中に知った、娘の「口唇口蓋裂」
・私と同じく、夫も娘が誕生したあとに疾患を知った
・娘の疾患について夫は…
・夫の反応に安堵
口唇口蓋裂


妊娠初期の切迫流産、妊娠後期の妊娠高血圧症候群など妊娠中のトラブルを乗り越え、ようやく会えたわが子は「両側完全口唇口蓋顎裂(りょうそくかんぜんこうしんこうがいがくれつ)」という障害を持って生まれました。

出産中に知った、娘の「口唇口蓋裂」

口唇裂はエコー検査のときに判明することが多いそうです。でも、娘の場合は出産するまで気づくことができませんでした。

私は疾患の判明と同時に主治医が「形成外科の先生がきれいに治してくれるよ」と話してくれていたので、娘を見ても驚くことはありませんでした。しかし、夫はどう思うだろう……。私は、自分と同じく娘が誕生したあとに疾患を知ることになった夫の反応を心配していたのです。


私と同じく、夫も娘が誕生したあとに疾患を知った

娘が誕生した日、夫は職場で仕事をしていました。その職場から病院が近かったこともあり、分娩室に入る前に夫に連絡。胎盤が出るころには病院へ到着していました。

しかし、娘の疾患が初めてわかったのは娘が誕生したときだったので、もちろん夫も、娘に口唇裂があるということは知らずにいました。さらに、娘は生まれてすぐに新生児科へ連れていかれていたため、夫が娘に会うことはありませんでした。

娘の疾患について夫は…

後産を終えて分娩室を出ると、そこには夫の姿がありました。このとき、夫はすでに主治医から娘が口唇口蓋裂であることを聞かされていたそうです。それでも特に娘の疾患について触れることはなく、笑顔で「お疲れさま」と迎えてくれました。


私が入院した病院は母子別室で、母体を休めることに集中するという配慮もあり、本来なら出産直後の私は翌日の授乳のときまで娘に会うことができません。でも、夫と一緒に会いに行くのならいいとのことだったので、少し休んでから一緒に新生児科へ娘に会いに行きました。

夫の反応に安堵

夫と一緒に新生児室へ向かい、私は娘と再対面。夫は初対面です。娘を見た夫の第一声は、「やばい、めっちゃかわいい」でした。娘を見てうれしそうに笑う夫。そんな夫の姿を見て、私はホッ……と胸をなでおろしました。

正直なところ、夫がどのような反応をするのか不安でたまらなかったのです。
もし「障害児を受け入れられない」

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