「お互い様よ」急な呼び出し連続で落ち込む私が励まされた職場の先輩の言葉とは?
私の3人の子どもは、生後5カ月から保育園に通い始めました。ある程度の保育園からの呼び出しは覚悟していましたが、その頻度は想像以上でした。近くに頼れる人もおらず、体調もなかなか回復せず、職場には何度となく急な休みをお願いしました。そのときの体験についてお話しします。
長女の保育園デビューは寒い日でした
長女の保育園デビューは11月でした。「保育園に通い始めたら、病気をもらうことも増えるよ」と聞いていましたが、その頻度は想像以上でした。
初めての発熱は保育園に通い始めて2週間目のことで、熱が下がって登園できるまでに3日かかりました。その間は夫と交代で仕事を休むことに。
それからも2週間続けて登園できたら良いほうで、よく発熱して休みました。双子が誕生し、3人ともが保育園に通うようになってからは、さらに休みをもらう頻度が増えてしまいました。
理解のある職場だが、申し訳ない気持ちに
転居のため出産を機に仕事を辞めた私は、長女の保育園デビューと同時に新しい職場での仕事を開始しました。慣れない職場で人間関係もまだできていないなか、休みをもらうのはとても気が引けました。
幸いにもとても理解のある職場でしたが、申し訳ない気持ちでいっぱいで、発熱のたびにどちらが休みをとるか夫と喧嘩になっていました。夫との話し合いで、子どもが小さいうちは今のままでは難しいとの結論に至り、私は正社員から準社員になって勤務時間を減らしました。
職場の先輩ママからの言葉
それでも月に何回も早退したり、休みをもらったりする日々が続き、勤務中も申し訳ない気持ちになりました。働きながらの育児はやはり難しいのだろうかと、くじけそうになりました。
そんなとき、スタッフの先輩ママから「私も子どもが小さいうちは何度休んだことか。子どもが大きくなってからは今度は親の介護で休みをもらうこともあるし、お互い様よ」と声をかけてもらったのです。
その言葉を聞いてからは、うじうじ考えるのではなく、出勤できる日には精一杯仕事を頑張ろうと気持ちを切り替えました。
働くうえで心がけたこと
もともと雰囲気の良い職場でしたが、他のスタッフとさらにきちんとコミュニケーションをとるようにしました。
子どものことや家庭のことを周りの人にある程度知ってもらうことで、より理解してもらえるようになりました。