豪雨で避難勧告が…。3人子どもがいるわが家がとった行動は…!?
2018年7月の豪雨で、私の住んでいる九州北部地方も大雨にみまわれました。激しい雨が降り続け、私の住む市にも大雨特別警報と避難勧告が発令……。わが家には当時小学校1年生の長男・4歳の長女・生後5カ月になる次男の、3人の子どもがいました。初めての避難勧告に、私はどうすればいいかわからず焦るばかり……。避難勧告が発令されたときの体験と学んだことをお話しします。
激しい雨が続いて不安に…
激しい大雨が降り続いたのは、2018年の7月5日のことでした。はじめは気にとめていませんでしたが、ニュースで大きく報道され始めたのでだんだんと不安になってきたのを覚えています。
前年の九州北部豪雨以降、ニュースでは大雨について細かく報道するようになっていました。
大雨が降り続くなか、ニュースで警報の種類や概要を学んで過ごしました。このときは、まさか大雨特別警報が発令されることになるとは思っていませんでした。
なかなか避難する決断ができず…
ニュースでは、数十年に一度の大雨が予想されるという情報が流れていました。すでに避難指示が出ている地域もあったのですが、夕方の時点で私の住む地域は避難準備の段階でした。わが家は山が近いため土砂崩れが心配でしたが、なかなか避難する決断ができず……。
いつでも避難できるように、とりあえずバッグに子どものおむつやお菓子を詰め込みました。夜になり仕事から帰ってきた夫に相談し、そのまま家で夜を過ごすことになりました。
ママ友からのLINEで避難を決意!
夜の間も激しい雨が降り続け、早朝には私の住む地域に避難勧告が発令されました。夫は避難勧告が出る前に出勤してしまったので、避難するかどうかの判断は私が下すことになります。
避難するべきか迷っているときに、幼稚園のママ友とのグループLINEからメッセージが届きました。そのLINEで近所の道路状況を教え合う、避難するかどうかを伝え合うことができ、災害に向き合う意識が高まったと思います。結果、私は比較的安全と思える姉の家へと避難することに決めました。
河川が氾濫寸前、そして大雨特別警報発令!
車で30分のところにある姉の家は、平地にあるマンションの高層階です。赤ちゃん連れで避難所は大変そうだと思い、姉の家への避難を決めたのです。