「もう9カ月なのに離乳食を食べてくれない…!」ママができる5つのこと
こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。9~11カ月ごろ(離乳食後期)になると、1日の離乳食の回数が3回になるので、今までよりも離乳食を食べる量が増えていきます。しかし、9~11カ月ごろ(離乳食後期)になっても離乳食を食べたがらず心配というママもいます。
今回は、9~11カ月ごろ(離乳食後期)になっても離乳食をほとんど食べてくれない子へのアプローチ方法をお話しします。
離乳食を食べない赤ちゃんを持つママの悩み
離乳食を食べない赤ちゃんを持つママから多い、2つのお悩みにお答えします。
Q1 母乳・育児用ミルクばかりでも大丈夫?
9~11カ月ごろ(離乳食後期)は離乳食と母乳・育児用ミルクの栄養の対比が6:4~7:3と言われています。そのため、あまりにも離乳食を食べてくれなかったら心配になりますが、母乳・育児用ミルクにも栄養があります。離乳食後は、育児用ミルクの場合は適量を、母乳の場合は赤ちゃんが満足するまで飲ませてあげましょう。
Q2 卒乳したほうがいい?
「離乳食を食べなければ、そのあとは母乳(育児用ミルク)が待っている」と赤ちゃんはわかっているから、食べない場合があるのではないか? 卒乳したら嫌でもおなかがすくから離乳食を食べてくれるのではないか? と相談されるママもいます。
でも、9~11カ月ごろ(離乳食後期)の赤ちゃんにはまだ乳汁栄養が必要。卒乳はしないようにしましょう。
ママができる5つの対処法
あまり離乳食を食べてくれない赤ちゃんに対してママができることがあります。「今すぐ効果がある」ものではありませんが、毎日続けていくことが大切ですので、ぜひ試してみてください。
1:ママが必死になりすぎない
まずは、ママが必死になりすぎていないか、自分自身に問いかけてみましょう。
私の息子もあまり食べてくれない子でした。その当時の私は「とにかくひとさじでも多く食べさせないと!」ということに集中してしまい、「楽しく食べる」ことは考えていませんでした。もし、今必死になっているなら、少し肩の力を抜いて離乳食に取り組みましょう。「私も赤ちゃんと一緒に離乳食を食べてみようかな」と一緒に食べてみてもいいですね。
2:赤ちゃんが離乳食の何が嫌なのかを観察する
赤ちゃんは離乳食の何が嫌なのかをよく観察してみましょう。