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痛みが怖すぎ、体力が持たない…。どうすればお産がスムーズになるの!?

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痛みが怖すぎ、体力が持たない…。どうすればお産がスムーズになるの!?


 

陣痛中は長く感じやすく、さらにお産が進まないと体力だけではなく精神的につらくなってしまいます。今回は、これから出産を迎えるママに「陣痛中の過ごし方」についてお話をしていきます。

 

陣痛を強くしてお産が進むようにする方法


陣痛が弱くなって時間がかかりそう……。そんなときに、陣痛を強くしてお産が進むようにするにはこんな方法がおすすめです。

 

歩く・スクワット・階段昇降



横になって安静にしていると陣痛が弱くなってしまうことがあります。活動量を増やすことで陣痛が強くなることがあります。

 

腰を回したり横に振るように動かす



赤ちゃんが骨盤を通りやすくなるように促され、お産が進むといわれています。

 

お風呂に入る・足浴・シャワー浴



体を温めることによって血液の循環が良くなり、陣痛が強くなることがあります。
破水をしている場合は、入浴やシャワー浴はできませんが、足浴で温めると良いでしょう。

 

三陰交を温める・圧迫する



三陰交は、足の内くるぶしの骨から指4本分上で、すねの骨のキワにあります。お産のツボといわれていて、陣痛が弱くなったときに温めたり指圧したりすると効果があるといわれています。

 

体力を回復・維持する方法は?


次は、お産が長引いて疲れてきた……。そんなときに体力を回復・維持する方法です。

 

眠る・横になる



陣痛の間隔が空いているときは、横になって陣痛の合間に眠るようにします。目を閉じるだけでも休息がとれます。部屋を暗くしてもらったり、静かな音楽やアロマなどがあるとリラックスできますね。


 

食事を食べる、水分をとる



体力を維持するためには、やっぱり栄養。片手で食べやすいものや口当たりの良いものを選ぶととりやすいかと思います。おにぎりやサンドイッチ、高カロリーのゼリー飲料、ゼリー、プリン、フルーツなどがおすすめです。

水分摂取も大切です。お水やお茶など飲みやすいものでも良いですが、食事があまりとれないときはスポーツ飲料やジュースなど糖分の多いものがおすすめです。

 

陣痛がつらいときに痛みを緩和する方法


最後は痛みを緩和する方法3つです。

 

下腹部や腰を温める



陣痛中は、下腹部や腰が痛くなります。破水をしていなければ、入浴をして温まることで痛みがラクになります。
入浴が難しいようでしたら、腰にホットパックやカイロなどで温めるのも効果的です。

 

腰をさする・マッサージをする



その他には、腰をさすってもらう、圧迫する指圧マッサージなどが効果的です。赤ちゃんが降りてきて、おしりが圧迫されるときは、拳骨やテニスボールなどで肛門あたりを圧迫してもらうのもラクになります。

 

誰かにそばにいてもらう



不安や孤独は痛みを増強させるといわれています。陣痛中は誰かがそばにいてくれたり、声をかけてもらったりすることも大事です。

 

陣痛が弱くなるのは悪いことだけではなく、赤ちゃんが骨盤内をゆっくり回旋して出てくるための準備や、次の強い陣痛に向けてのママと赤ちゃんへの休憩ともいわれています。助産師や医師と相談しながら出産へ向けて過ごせると良いですね。
 

監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。
病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。

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