痛みが怖すぎ、体力が持たない…。どうすればお産がスムーズになるの!?
破水をしていなければ、入浴をして温まることで痛みがラクになります。入浴が難しいようでしたら、腰にホットパックやカイロなどで温めるのも効果的です。
腰をさする・マッサージをする
その他には、腰をさすってもらう、圧迫する指圧マッサージなどが効果的です。赤ちゃんが降りてきて、おしりが圧迫されるときは、拳骨やテニスボールなどで肛門あたりを圧迫してもらうのもラクになります。
誰かにそばにいてもらう
不安や孤独は痛みを増強させるといわれています。陣痛中は誰かがそばにいてくれたり、声をかけてもらったりすることも大事です。
陣痛が弱くなるのは悪いことだけではなく、赤ちゃんが骨盤内をゆっくり回旋して出てくるための準備や、次の強い陣痛に向けてのママと赤ちゃんへの休憩ともいわれています。助産師や医師と相談しながら出産へ向けて過ごせると良いですね。
監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。